地震に強い高耐久な家のメリット・デメリットと失敗しないためのポイント
地震に強い高耐久な家に住みたいと思っている皆さんへ、高耐久の家をつくる際のメリット・デメリットと失敗しないためのポイントをお伝えします。動画とマンガを見て、お住まいの地域や建築予定地で高耐久の家をつくる工務店を見つけて下さい。工務店の情報を見る、無料の資料お取り寄せ・お問い合わせは最下部の地域選択から。
最近頻繁に起こる地震。地震に強い家が大前提という方も最近多くいるそうです。国も建築会社毎の独自の指標ではなく、国としての基準を設け地震に対してどれ位対応力があるか、判断基準を示しています。一般的な住宅の構造には木造在来工法、2×4、鉄骨造、コンクリート、等あります。一番日本で造られて人気があるのは木の家・木造工法です。
木造といえば木造在来工法と思う方も多いかもしれません。柱・梁(はり)・筋交い(すじかい)など木材を組んで骨組みをつくります。最近では筋交いの代わりに、構造用合板やパネルを組み込むなど、より耐震性を高めようとする工務店もあるようです。敷地の状況に合わせて建物を建築することが出来、設計の自由度が高く、増改築等にもフレキシブルに対応できることも特徴です。垂直方向の力には柱で対応し、水平方向の力には梁(はり)が対応します。世界でもまれな「柔構造」として、地震などの力を受け止めるのではなく、受け流す様に木を組み合わせる技は、「法隆寺」を初め文化財にも多く使用され設計だけでなく、職人さんの技術にも熟練さが求められます。
壁構造とも言われ、2インチ(5.08cm)×4インチ(10.16cm)の部材で枠をつくりその上に構造用合板を打ちつけ、箱形のBOXをつくります。壁自体で建物を支えます。それゆえに木造在来工法とは違い、柱はありません。木造在来工法に比べると建て方も簡素化されています。壁自体が構造体になっているので、開口部を大きくとったり、間取りの制限も木造在来工法よりも受けやすいですが、面構造で地震の際の揺れなどを受けるので耐震性は優れています。
いくら頑丈な建物をつくっても建物を支える地盤がしっかりしていなければ建物をささえることはできません。一般的な戸建て住宅では「スウェーデンサウンディング方式」という地盤調査の方法で行う事が多いです。費用は5~10万円位です。この地盤の状況によっては、基礎を補強したり、地面に杭を打つなどの対処が必要です。
※これに係る工事費用も高い場合だと数百万かかる場合もあります。資金計画の上でも建築の計画の際には早めに行っていくといいでしょう。
※地名の語源から昔の状況が解る場合もあります。
例えば、新田・・あたらしく開墾された田んぼ
川辺・・川の淵
久保田・くぼんだ湿地・田んぼ
平成12年に品確法が施行され、3段階の耐震等級が出来ました。数字が大きくなるに従い、建物の耐震性が高くなります。
・耐震等級1
数百年に一度発生する震度の地震力に対して破損しない程度
・耐震等級2
数百年に一度発生する地震力に対してその1.25倍であっても破損しない程度
・耐震等級3
数百年に一度発生する地震力に対してその1.5倍であっても破損しない程度
となっています。(出自:国土交通省)
工務店選びの際も、工法も大事ですが、耐震等級の確認、地盤調査などをきちんとした上で相談されるといいでしょう。また、住宅性能評価制度という第三者機関のチェックや保証を受けれる仕組みもあります。
家づくりでは、間取りやデザインも大事ですが、耐震性もとっても大事な項目パンフレットで工務店の特徴が解ったら、見学会等で直接確認したり質問してみるといいでしょう。
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