とにかく断熱にこだわった住まい。茨城の冬は寒い。2月の最低気温は氷点下7度まで下がることは普通にある。これは雪国の新潟県などよりも過酷な条件である。日中は10度まで上がり、1日の気温差は17度にもなるという。気温の上下による結露に対応した「アリート」は、内部にセルロースファイバーを採用して断熱および調湿を行う。外部断熱はポリスチレンフォームを採用して構造体をすべて断熱している。軽い外壁なので地震などに強く、塗り壁を採用することが出来た。東日本大震災においても外壁にひび割れは、1棟も発生しなかったのは、その優れた性能を改めて実感することが出来た。内装は床・天井にパイン無垢材。壁には塗り壁を使い自然素材の住まいが完成した。
ギャラリー
建築地: 茨城県水戸市
テーマ:
完工日: 2006年07月