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落日荘は芸術作品だった。

先日、建築関連ソフトのインテグラルさんの落日荘見学ツアーに参加させていただきました。

 

 

落日荘とは?

 

茨城県石岡市に「落日荘」と名付けられた伝統構法の家がある。

都市計画家として横浜市の都市計画に携わり、また日本最大の国際協力NGO「日本国際ボランティアセンター」の代表を務め世界の飢餓、環境問題などに取り組んできた岩崎駿介氏の邸宅だ。

コンクリートの基礎に、日本の伝統的な「木組み」の技術を用いて建てられた家なのだが、驚くのは、この邸宅が岩崎氏ご夫婦二人のセルフビルドで完成していることだ。

8年の歳月をかけ、基礎から大工仕事までほぼ二人の手で仕上げられている。

東京芸術大学の建築科で学んだ岩崎氏だが、設計を専門として活動されたことはない。もちろん大工仕事などは独学の域である。

 

 

地球を感じる家より

 

敷地の妙

 

落日荘というネーミングに表れているように、西側のロケーションを考え見た配置計画となっています。

ほぼ真西に足尾山という山があり、高台にあるため視線を遮るものもなく

日が落ちる様子を目の当たりにできます。

季節の移り変わりとともに、日が落ちる地点が移ろっていき太陽の動き・地球を体感できるのです。

お邪魔したときは残念ながら曇り空で太陽は見えませんでした・・・

 

このロケーションの素晴らしさが建築の根底にあります。

 

 

 

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ライフボックス

茨城県水戸市のちょっと変わった設計事務所&住宅会社です。 自然素材を使った住まいづくり、快適さとエコを両立させた住まいづくり、三世代もつ家を目指しています。