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空き家対策で新たな制度開始に!

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昨日は講習会で10時前から17時過ぎまでかんづめになってきました。

休憩時間以外は抜け出し禁止!
終了考査も終わっても席を立ってはいけない!


なんの講習かといいますと、

宅建法が改正となり、来年の4月1日から既存住宅の取引時に建物状況調査についての説明が義務付けとなります。

その建物状況調査を建築士が行ってください。
という国の方針。

その調査を行うための資格の講習会でした。

空き家は増加傾向にありますのでその対策ですね。
社会問題にもなっていますね。


講習を受けて、問題点がみえてきました・・・

 

 

  • 調査は任意

 

 

行うメリットが大きくないと、普及しないでしょうね・・・

 

 

 

  • 調査のみで建物の修繕はない!

調査をして、ここに問題がありますという指摘のみ。

買い手としてはだからどうなの?

ということになるのでは?

 

まあプロが見ますので、それを元にして修繕してから引き渡すのか?

買い手がリフォームするのか、判断することになりそうです。

 

  • 耐震性・断熱性の判定はなし!

耐震性は命に関わりますのでそこを省いてしまったのはいかがなものかと・・・

断熱性も判定しません。

そこを中古住宅に求めるのは酷ではありますが・・・

 

 

いろいろ問題はありますが、まずは始めて見て改善していこうという考えなのでしょうか???

 

たぶん最初の理念は高かったとは思うのですが、法律を作っていく段階でいろいろと足を引っばる方がいて玉虫色の法律となってしまったようです・・・

 

 

日本らしいといえばそうなのかな???

 

 

 

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茨城県水戸市のちょっと変わった設計事務所&住宅会社です。 自然素材を使った住まいづくり、快適さとエコを両立させた住まいづくり、三世代もつ家を目指しています。