失敗しないスマートハウスの考え方
家づくりのお役立ち情報満載「家づくりの知恵袋」

注文住宅HOME > 家づくりの知恵袋 > いま話題のスマートハウスとは?
家づくりのいろはを知るなら家づくりの知恵袋から。家づくりの知恵袋には、家づくりの流れから間取り、資金計画、税金の知識まで、ノウハウが満載です。 もっと具体的に知りたいことがあるという方は、都道府県名の厳選工務店までお気軽にお問い合わせ下さい。

いま話題のスマートハウスとは?


これからの住宅のトピックスの1つに「スマートハウス」があります。今後はますますスマートハウスが本格的に普及、ブレークするでしょう。これから住宅取得を目指す方には必須の情報です。改めてスマートハウスについて整理してみましょう。










直訳すると「賢い家」

「ITを駆使して、今までの生活を変えることなく無理せずにエネルギーを賢く使う家」のことです。一般的には、太陽光発電によるエネルギーを売電したり、つくった電気を蓄電池に貯めておき、家庭内の電気の流れにムダや異常がないかチェックし、自動で省エネモードに切り替えるなど、エネルギーをムダなく効率よく使う「情報化された家」がスマートハウスといわれています。

具体的な方法としてはエネルギーの消費を抑える「省エネ」、各家庭でエネルギーをつくる「創エネ」家庭にエネルギーを蓄えておく「畜エネ」の連携がポイントになります。




スマートハウスがその機能を発揮するためには「創エネ」「蓄エネ」「省エネ」のすべての連携が欠かせません。こうした連携を支える中核技術が、太陽光や蓄電池、家電などの構成要素を集中コントロールする「HEMS(home energy management system)」があります。

     
             出典:「HEMSアライアンス」の2011年7月12日付の発表資料より

スマートハウスにはITを使って住まいのエネルギーを集中コントロールする「HEMS」という機器が導入されます。このHEMSこそスマートハウスの重要な要素で、その機能はモノによってさまざま。例えば、各部屋の使用電力や1日ごとの電気代金を、HEMSで「見える化」して、エネルギーを効率的に使う機能がある。また、蓄電池の電力を電気料金が高い時間帯に使うよう自動切替できるものもあります。



HEMSの心臓部となるコントローラは、太陽電池の発電状況や家電の電力消費状況に応じて、エネルギーを最も有効に活用するべく時間ごとにきめ細かく制御します。例えば、雨が降り始めて太陽電池の発電量が減った場合に家電の電力使用量を抑えたり、天候の変化を予測して前もって蓄電池に電力をためておいたりといった制御を自動で行える。
逆にそれぞれが連携しないと、単に省エネ家電で電力使用量を10%削減するとか、電力料金が安い夜間に蓄電して昼に使うといった微々たる経済効果しか期待できなくなってしまいます。





①光熱費がお得!
太陽の光からつくった電力を無駄なく賢く利用するので、毎月の光熱費が割安になるんです!日中は太陽光で発電した電力を使うことができるので、使用電力量が発電量を超えなければその分は光熱費はかかならいということになります。
また、オール電化と組み合わせれば、調理や給湯に使うガス代が不要に。夜間電力が割安になる電気会社のプランなどを利用することで、さらに光熱費がお得になることもあります。




②家庭からCO2削減に貢献!
今、世界各国で議論されている地球温暖化問題。太陽の光から電力をつくる太陽光発電システムなら、発電時のCO2発生はゼロです。石油などの化石燃料を使用せず、クリーンなエネルギーを毎日の生活に利用することで、地球温暖化の原因とされるCO2の削減に大きく貢献できます。太陽光発電システムは、地球温暖化対策の切り札として、各家庭への普及が推進されています。


③導入時の補助金制度
家庭への太陽光発電システム導入時には、国からの補助金のほかに、お住まいの都道府県、市区町村からの補助金も受給できる場合があります。お住まいの地域の、国・都道府県・市区町村のそれぞれの補助金額と合計金額をチェックすることをお勧めします。





住宅内のエネルギー使用状況を常に把握してくれるスマートハウス。電力を無駄に使ってしまっているときには教えてくれたり、携帯電話(スマートフォン)などで電力の使用状況をチェックし、外部からコントロールすることも可能になるんです。エネルギーを賢く利用するスマートハウスでは、次世代のテクノロジーを搭載した家電も大活躍します。家庭内の「情報化(ネットワーク化)」によって、家電製品がネットワークでつながれば、ひとつのリモコンですべてを操作出来るようになります。また専用のソフトウエアが開発されれば、携帯電話をリモコンがわりにでき、インターネット接続機能を使って外出先から家電製品を遠隔操作し、帰宅前にエアコンをつけて部屋を暖めておくことも可能です。
最新のIT技術によって、ライフスタイルに合わせて柔軟に機能をアップデートし、最大限の省エネ効果を発揮します。

さらに応用すれば、セキュリティ面にも応用できます。例えば、留守のはずの自宅のドアが開いたら、携帯電話に通報が入るとか。あるいは、親御さんがひとり暮らしをしている場合、夜なのに消灯されたままなど通常と違う状況が起こった場合、携帯電話に連絡が入るようにすることも可能です。このように、今後スマートハウスの可能性は、ますます広がっていくことが予想されます。



蓄電池という点では、電気自動車やプラグインハイブリッド車との連携も実用化の段階に入ってきました。専用プラグから自動車に充電、また停電時には自動車から住宅に電力を供給することも可能となってきています。







小冊子プレゼント  住まいのQ&A
このエントリーをはてなブックマークに追加

この知恵袋を見た人はこちらの知恵袋も見ています

この知恵袋を見た人はこの会社を見ています

この知恵袋を見た人はこのような実例も興味があります

ページのトップに戻る