【暮らしのコラム】親子の絆について:親子の絆はこれで深まる!大切な3つのポイント
公開日: : 最終更新日:2022/02/06 コラム
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あなたは、「親子の絆」について考えたことがありますか?
「親子の絆」なんて言うと、
「そんな当たり前のことを・・」とか
「意識したことがない」とか・・ 色々なお声が聞こえてきそうです。
私は障害のあるお子様とお母様に向けたセラピーを行なっていますが、セラピーの目的の一つには、
「親子の絆を深めてもらう」ということがあります。
もちろん、いわゆる「健常児」と呼ばれるお子様とお母様にも「親子の絆」は必要不可欠ですが、比較的「自然と絆を作ることができる」と考えています。
しかし、障害のある子供達にとっては、「絆を深める」というのは、意外と大変なことだったりします。
障害のある子供と接したことがある方にはお分かりかもしれませんが、
「おしゃべりができない」
「過敏さがあって、手を繋いだり、抱っこをしてもらうのが苦手」
「目を合わせることが苦手」といった、いわゆる
「人との関わりの根底にある動作」ができなかったり、それが苦手だったりするお子様が多いのです。それゆえに、「絆を深めていく」という過程以前に、
「人と関わることが難しい」といったことが原因としてあるのかなと思います。
そんな子供達でも「ママやパパ、家族と絆を深めることができる大切な3つのポイント」があるんです。今日はその3つのポイントをご紹介いたします。
親子の絆はこれで深まる!大切な3つのポイント
1:ありのままの子供を受け入れる
子供に障害があると、その特性や他の子供達との違いや成長の差に、焦りを隠せないママも多いかと思います。
「なんでこれができないの?」「どうやったらおしゃべりができるようになるのかな」そんな風に思うことも多いかもしれません。
それは、親として当然のことですよね。
だけど、目の前のお子様の「できること」には目を向けていらっしゃいますでしょうか?
「今日も元気に目を覚ましてくれてありがとう」
「ご飯を食べてくれてありがとう」
「私の子供でいてくれてありがとう」
そんな風に、目の前のありのままのお子様を受け入れて見るとどうでしょう。自然と感謝の気持ちが芽生え、顔がほころびます。
そうすると、お母さんの優しい眼差しに、子供は安心感を覚え、目を合わせずとも、子供も自然と笑顔になっているかもしれません。
こうしたことの積み重ねでいつの間にか「目に見えない親子の絆」ができていきます。
2:「触れる」を意識する
多動で動き回ったり、過敏さがあるお子様には、「触れる」と言うことが難しいこともあります。
しかし、「触れ合うこと」は実は絆を深めるためにとてつもない可能性が秘められています。あえて「マッサージをする」といったことは難しいかもしれません。
しかし、「ハイタッチをする」「背中をさする」「褒める時に頭をなでる」といったように、日常生活の中に「タッチング」を取り入れてみるのは、そんなに大変なことではありません。この時の「触れ方」に工夫が必要な場合もありますが、お子様との日常の中に、「触れる」ということを意識してみてください。
ママから触れられることが嫌なのではなく、「苦手な触れられ方がある」というだけのことかもしれません。
子供がどんな触れ方なら大丈夫なのか、ぜひ大丈夫な触れ方を探してみてください。
触れ合う回数が増えれば増えるほど、「絆が深まっていく」事を実感できると思いますよ。
3:子供からの発信に対しての「ちょっと待って」「あとでね」をやめる
1日に何回、子供から「ママ〜!」と呼ばれるかわからないほど、ママは子供に必要とされています。
そんな子供からの発信に対して「ちょっと待って!」「あとでね!」と答えていませんか? これ「子供の要求に対するタイミングをずらしてしまう」という大きなズレが生じてしまいます。
私も自分自身で反省が多い点でもあるのですが、実は、「タイミングのずれ」によって、絆の構築ができずに、人とどう関わればいいかわからなくなるお子様が最近とても多いです。
子供は、私たちにとって一番大切な宝物です。
ぜひお子様の発信を丁寧に聞き、会話を楽しみましょう^^
いかがですか?3つのポイント、少し意識をすれば意外とすぐにできることばかりかと思います。
ただし、ママやパパが無理をするとそれも伝わってしまいます。無理せず、できるところから取り組んでみてくださいね。
次回は、
オキシトシンって何?
幸せホルモン「オキシトシン」の正体とは!? をお伝えいたします。
また次回お会いしましょう!
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