飲食店からファッション、日用品や本まで、スタッフがオススメの情報をピックアップしました!
島嶼見聞録 しましまけんぶんろく
著者 木越 祐紀子
価格 480円
出版社 オモイカネブックス
さらばピカソ!
著者 エティエンヌ・バリリエ
訳 鈴木 光子
価格 2160円
出版社 アルファベータブックス
「この世には、ピカソと共存する場はない! 」―「大理石か海を背景に思いにふける若い美女」を描き続けたネオ・クラシック派画家の、ローマでのピカソとの葛藤の日々を描く迫真のノンフィクション・ノベル!
★1917年の春、ピカソ(パブロ・ルイス)がローマを訪れる。そこでロシア・バレエ団に合流して、『パラード』の舞台装飾を手がけるためである。彼の仕事場は、メディチ館から至近距離にあり、またその近くには、画家や芸術家が住むまた別のヴィラがあった。そこに滞在する芸術家のひとりがジョン・ウィリアム・ゴッドワード(1861 〜1922)。ネオクラシック派の英国人で、ギリシャ風の美しか認めない画家であった。彼は、病的なまでに同じテーマ、つまり大理石か海を背景に思いにふける若い美女しか描かない。時代の風潮を非人間的、破壊的と感じて恐怖にかられた彼は、「この世には、ピカソと自分が共存する場はない」と言ったに違いない。第一次世界大戦とロシア革命を下敷きに、ジョン・ウィリアム・ゴッドワードの個人的な日記の形式で書かれたこの小説は、史実を正確に追っていて、フィクションと呼びがたいものである。(「プロローグ」より)
★本著の「あとがき」にあるように、オークションで1957年に百ポンドだったゴットワードの『SummerIdleness:Day Dreams』(『けだるい夏~白昼夢』)の絵が、2012年のオークションで38万ポンドの値がついたそうです。このようにヨーロッパでは、ゴッドワードに関して何かが動いているようです。(「訳者あとがき」より)
武智鉄二 歌舞伎素人講釈
著者 武智 鉄二
監修 山本 吉之助
価格 2916円
出版社 アルファベータブックス
四代目坂田藤十郎や五代目中村富十郎などの大物を育て、伝統芸術の評論家・演出家であり「武智歌舞伎」で歌舞伎界の革新に挑んだ武智鉄二の晩年に書かれた貴重な歌舞伎論。 全て『定本武智歌舞伎』(全集・三一書房刊)未収録‼
◎前衛芸術家という印象が強い武智であるが、本書は「武智と古典」に焦点を絞り、彼の多彩な活動の原点にあるものは何かに迫る試みである。
【増補版】ピアニストが語る!
著者 焦 元溥
翻訳 森岡 葉
価格 3456円
出版社 アルファベータブックス
音楽との出会い、ピアノ教師、ロシア・ピアニズム、伝統の継承、レパートリー、国際コンクールの内幕、亡命、共産主義と商業主義……世界的ピアニストたちが長時間インタビューに応じ、芸術、文化、政治、社会、家庭、人生について縦横に語る。 ◎大好評につき品切れとなっていた本書を、イーヴォ・ポゴレリチの2016年12月来日時(読売日本交響楽団定期演奏会)の長時間インタビューを収録した増補版として刊行!
ポゴレリチが録音を再開した心境、ベートーヴェン、シューマン、ラフマニノフについての独自の見解が明らかになる!
〔インタビューしたピアニスト〕 イーヴォ・ポゴレリチ、グウィニス・チェン、エリソ・ヴィルサラーゼ、ドミトリー・バシキーロフ、ナウム・シュタルクマン、オクサナ・ヤブロンスカヤ、ウラディーミル・クライネフ、エリザベート・レオンスカヤ、ミハイル・ルディ、ニコライ・ルガンスキー、ゲルハルト・オピッツ、ラルス・フォークト、レイフ・オヴェ・アンスネス、ピーター・ドノホー
英語で歌えば上手くなる!
著者 NOBU
価格 1728円
出版社 アルファベータブックス
歌うために必要な知識と技術を“英語で歌う”ことで手に入れる! まったく新しい、歌が上手くなるための方法論!! 上手くなるための有効な練習方法がわからない人必読の書!本文中に、解説をさらに分かりやすくするためのフォロー動画へアクセスできるQRコードを付記! さらに理解度がアップします!!
※電子書籍版購入の方で、本書のP103~104の「発音チェックリスト」をご利用されたい方は、下記のリンクよりPDFをダウンロードし、印刷して使用することができます。お手数をお掛けしますが何卒よろしくお願い申し上げます。
→ダウンロードはこちらから
『花の俳人 加賀の千代女』
著者 清水 昭三
価格 1944円
出版社 アルファベータブックス
芭蕉十傑の一人・各務支考に見出され、代表作「朝顔や つるべ取られて もらい水」などを詠んだ女流俳人、千代女の軌跡。 今、甦る江戸期の花の俳人。「女芭蕉」と称され、朝鮮通信使に21句を贈物した歴史的女性の生涯! 松尾芭蕉十傑の一人・各務支考に見出され千代女(1703-1775)。代表作「朝顔や つるべ取られて もらい水」「月も見て 我はこの世を かしく哉」などを詠んだ女流俳人の軌跡。伊勢派俳壇の中心人物・乙由とのロマンスや芭蕉と弟子たちの人間模様が鮮やかに甦る。晩年には与謝蕪村の句集『玉藻集』の序文も手がけている。太宰治の短編や落語の三代目桂三木助の「加賀の千代」に取り上げられた千代女の知られざる人生を描く歴史物語。 「…むかし加賀の千代女が、はじめてお師匠さんのところへ俳句を教わりに行った時、まず、ほととぎすという題で作って見よと言われ、早速さまざま作ってお師匠さんにお見せしたのだが、お師匠さんは、これでよろしいとはおっしゃらなかった、それでね、千代女は一晩ねむらずに考えて、ふと気が附いたら夜が明けていたので、何心なく、ほととぎす、ほととぎすとて明けにけり、と書いてお師匠さんにお見せしたら、千代女でかした! とはじめて褒められたそうじゃないか、何事にも根気が必要です、と言ってお茶を一と口のんで、こんどは低い声で、ほととぎす、ほととぎすとて明けにけり、と呟つぶやき、なるほどねえ、うまく作ったものだ、と自分でひとりで感心して居られます。お母さん、私は千代女ではありません。なんにも書けない低能の文学少女、炬燵にはいって雑誌を読んでいたら眠くなって来たので、炬燵は人間の眠り箱だと思った、という小説を一つ書いてお見せしたら、叔父さんは中途で投げ出してしまいました。…」(太宰治の短編『千代女』より)
演奏史譚 1954/55
著者 山崎 浩太郎
価格 3456円
出版社 アルファベータブックス
フルトヴェングラー死去、トスカニーニ引退… 19 世紀生まれの巨匠たちは去り、カラヤン、バーンスタイン、マリア・カラスらが頂点に立った冷戦の最中。東西両陣営の威信をかけて音楽家たちは西へ、東へと旅をする。ステレオにより「レコード」黄金時代が到来しグールドという新世代のスターが誕生。――――その時、吉田秀和、山根銀二は何をみて、きいたのか。
昭和演歌の歴史
著者 菊池 清麿
価格 4104円
出版社 アルファベータブックス
演歌は、感傷、恨み、涙、哀しみ、怒り、溜息、夢、希望、日本人の心情と時代の心の歴史なのである……演歌の昭和流行歌物語をテーマにその時代の機変転とうねり、生きた群像を描く! 添田啞蟬坊、鳥取春陽、阿部武雄、大村能章、船村徹、遠藤実……そして、昭和三〇年代から四〇年代にかけて、美空ひばりを頂点にした昭和演歌の隆盛の時代を迎えるまでの、その群像と時代、昭和演歌の歴史を綴る。 ★明治・大正・昭和の日本演歌史年譜(主要ヒット曲一覧入り)付! !
チェリビダッケ 音楽の現象学
著者 菊池 清麿
価格 2700円
出版社 アルファベータブックス
ベルリン・フィル首席指揮者、シュトゥットガルト放送交響楽団首席指揮者などを歴任、多くの伝説的名演を残したチェリビダッケが、1985 年にミュンヘン大学で満員の聴衆を集め行なった歴史に残る講演録。音楽の現象学とはなにか。黒板とピアノを使い、名指揮者が熱く語った内容を忠実に本に再現。2度の重版の後、長らく品切れになっていましたが、この度チェリビダッケの全ての来日に立会った訳者の石原良也氏による来日時の記録や素顔のマエストロを描いた貴重な交流録を加え増補新版として出版します。コンサート記録付。
ライナー・ノーツってなんだ!?
著者 かまち 潤
価格 1728円
出版社 アルファベータブックス
ライナー・ノーツは必要か、否か……ライナー・ノーツ廃止論が囁かれる一方で、無くては困るという意見も根強い。 その実態と現状、是非論について、ライナー・ノーツを70 年代から書き続けた著者が、その舞台裏から検証する!!
エチオピア音楽民族誌 ファラシャ/エチオピア正教/望郷歌(テゼター)
著者 ケイ・カウフマン・シェレメイ
訳者 柘植元一
価格 定価2300円(税別)
出版社 アルク出版
バイオリニストは肩が凝る 鶴我裕子のN響日記
著者 鶴我裕子
価格 定価1800円(税別)
出版社 アルク出版
本書は、NHK交響楽団の第1ヴァイオリン奏者を長年つとめてきた著者が、N響の楽団員として、また一生活人としての日常を綴ったものです。軽妙な文章には長い演奏経験からくる音楽への深い理解がおのずと滲み出ています。「なるほど、オーケストラの舞台裏はこんなふうだったのか」「サヴァリッシュやゲルギエフはこんなふうに音楽をつくっていくのか」。音楽の現場の「知りたいところ」が手にとるように語られる、音楽ファン必携のエッセイ集です。
人間はなぜ歌うのか? 人類の進化における「うた」の起源
著者 ジョーゼフ・ジョルダーニア
訳者 森田稔
価格 定価2900円(税別)
出版社 アルク出版
音楽とは、人類の進化の過程で、私たちににいったい何をもたらしてくれたのでしょうか。チャールズ・ダーウィンは、音楽を「人間の通常の生活に直接の役には立っていない」と評しましたが、ではなぜ私たちはこれほど音楽を、とりわけ「歌」を愛するのでしょうか。
本書は、その単純な疑問から出発したユニークで広大な「人類の進化」について語る本です。本書の著者は民俗音楽の分野における研究・活動を顕彰する国際的な賞「小泉文夫音楽賞」2009年度受賞者ジョーゼフ・ジョルダーニア氏であり、本書は氏の初の邦訳書となります。「人類の進化」「音楽の起源」に興味を持つ全ての方々に分かりやすく、また読み物として楽しんで頂ける一冊です。
翼はニャティティ 舞台は地球
著者 アニャンゴ
価格 1500円(税別)
出版社 学芸みらい社
巻頭カラー48ページ。カラーでアニャンゴがいっぱい登場します!!