若月工務店
古きを温め新しき住宅を生み出す
温故知新。
若月工務店の家づくりへの想いを聞いていると、この言葉に辿り着く。
ここ数年、新築の住宅に住んだ人が健康被害を訴えるケースが多く見られた。様々な要因はあるにせよ、住宅の建て方に問題があることはよく分かる。
若月社長が言うように、昔の家は今ほど断熱性が良くなかったため隙間風が吹き抜け、決して快適であったとは言い難い。しかしその住まいは、日本の気候風土にマッチし今の住宅より長持ちするものであり、健康被害が聞かれることも少なかっただろう。
若月工務店が造る家は、そんな昔ながらの日本の住宅の特徴を生かし、その上で新たな技術をそこに融合させている。まさに温故知新によって生み出される住まいと言えるだろう。どんなに新たな技術が開発されても檜へのこだわりは持ち続けてもらいたい、北限の檜を見ながらそう願った。