工務店 経営 住環境から提案を行う
工務店 経営 住環境から提案を行う
6月になり消費税アップも2年半後という方向性がでて、駆け込み需要も一服感が出そうですね。
さて、今回は面白い情報があったのでご紹介したいとおもいます。
情報提供元は積水化学工業のセキスイハウス住宅カンパニーの調査機関である住環境研究所が出した
リサーチの結果です。
この調査では、持ち家世帯のうちの4割強が家族で生活時間が合わない「時差家族」ということが判明。
今の住まいでは、時差無し家族と、時差あり家族では住宅の間取り、広さ以外の項目で満足度が低かったそうです。
この調査を元に、「時差家族」への提案として「就寝・睡眠環境」に関するプランニングと着替えと寝室を
切り離す提案、設備では遮音仕様のドア、戸の採用をそれぞれ提案している。
家事負担では衣類や洗濯導線、適材適所の収納計画、さらに経済性という支店から、「太陽洸発電」「蓄電池」などの
水光熱サポートにより暮らしの満足度を高めることを上げた。
休日にも揃わない家族では、共働きが圧倒的に多く、休みの時間、出勤時間、などすれ違いが多く、
例えば、休日はゆっくりしていたい、夫でも朝家族の気配を感じてゆっくりしてられないとか、
妻のほうでも土日に主人が仕事だと、休日なのに早起きしてゆっくりしてられないなどお互いに負担が多くなってしまう。
また経済性では水光熱利用の効率もあまりよくなく、ロスも大変でやすい。
通常は時差無し家族であっても、数年、もしくは少しの期間で「時差あり家族」になっている可能性は十分にあるので、
最初から家作りにおいては、「時差あり家族」の考えを取り入れて設計していくことが住まいの満足度が高いことに
繋がります。
このような調査は大変面白いですよね。以前旭化成へーベルハウスが、ペット共生の住宅として
「ワンちゃん、にゃんこの家」や「2.5世帯」などでヒット商品を出しましたが
これらも生活環境の調査を細かくリサーチした中で発見したものでした。このように住環境を良くみていることで
生まれた住宅商品は非常に多くあります。
少し前になりますが、シューズクロークも、玄関に散在する靴やアウトドアの商品などを発見してシュースクロークが
取り入れられて今では非常に人気になってる間取りになりますね。
洗面室を少し広めにとって収納や家事導線を楽にする「働くお母さんの家事を二分の一にする家」など
どんどん進化していますね。
今後デジタル家電が急速に広がるでしょうIOTの進化も目覚しい
ネットと家電や設備が繋がるものがネット化するというIOT(インターネットオブシングス)この普及は国も後押し
しており、日本の家電メーカーのみならす海外そして日本のベンチャーでも開発が進んでいます。
アメリカでは既に、アマゾンが音声を拾って商品の受発注をするデジタル家電の普及が進んでおり
日本でも今後普及していくでしょう。
このような生活環境の変化というものを時折みるといい商品の開発やヒット商品も生まれてくるかもしれません。
さらにお客様との会話でも役立つでしょう。
本調査を拝見して思ったことでした。
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