工務店 商品 ウッドファイバーの生産中止
皆さんこんにちは
一社)コミュニティービルダー協会の浄法寺です。
おとといは中秋の名月できれいな満月でしたね。
このまま秋らしく涼しくなって欲しいものです。
住宅関連のニュースを見ていたら
「ウッドファイバーが10月末で木質繊維断熱材製造を終了」
という記事が新建ハウジングさんのWEB版に出ていました。
この木質繊維断熱材は
以前、このブログでも紹介したことがあるのですが
https://www.housingbazar.jp/communitybuilder/2020/01/27/post-3007/
木をチップ化し、さらに細かい繊維状態にして断熱材にするというものです。
こんな感じで間伐材を有効利用でき、調湿作用も優れているという断熱材でした。
ちなみにヨーロッパでは木繊維断熱材が主流になっているそうです。
担当の星さんという方が同郷(会津出身)ということもあり
「現在はカラマツを材料としていますが、将来的には各県の県産材もできるようにしたいですね~」
というのを聞いていましたので
これは国産材利用として素晴らしいなと
とても期待していただけに残念です。
なかなかコスト的に戦えなかったということなんでしょうか。
たしか元々は「木の繊維」という会社さんが造っていたのを
ビックサイトのブースで見たのが10年前くらいだったと思います。
「ナイスでは先ごろ、全国の傘下営業所や物流センターにウッドファイバーの木質繊維断熱材を在庫し、取引先に対しきめ細かい在庫販売を開始したところであったが、木質バイオマス発電燃料向けとの原材料競合、成型つなぎ材や難燃剤等の輸入副資材価格の高騰もあり、今回の決定となった。」
とのこと。
また、新しいカタチで復活してくれることを望んでいます。
もうひとつ、目を引いたのがニュースというか続報という感じですが
東京都の「戸建てソーラーパネル設置義務化」
についてです。
「東京都は9日、一戸建て住宅を含む新築建物への太陽光パネル設置を原則義務化する制度について、
12月に都議会へ関連条例改正案を提出し、
2025年4月からの施行を目指す方針を明らかにした。
一戸建てへの義務化が実現すれば全国初となる。
都は30年の温室効果ガス排出量を00年比で半減させる
「カーボンハーフ」の目標実現に向け、家庭部門での排出量削減を図る。
都によると、住宅など延べ床面積2千平方メートル未満の中小規模の建物は、
施主や購入者ではなく住宅メーカーにパネル設置を義務付ける。
マンションなど2千平方メートル以上の新築建物については、建築主に設置義務を課す。
基本的には戸建てに太陽光発電システムが載るのは賛成です。
私のふるさとの福島県をはじめ首都圏へと送っている電力の負担も減って
スマートグリッド化が進みますからね。
停電なんかのリスクも分散できますし。
この条例の一つのポイントは
「施主や購入者ではなく、住宅メーカーに義務付ける」
というところでしょう。
つまり、仮に条例違反をした住宅を買ったら
施主ではなく家を造った施工側が罰せられる
ということです。
これによって、
販売側が素人である購入者を騙して
ソーラーパネルの載らない家を販売するのを防ぐ
ということでしょう。
ただ、これによって都内の新築戸建てと中古戸建の価格差は
かなり大きくなるので
若い人で新築注文住宅が買える層は
だいぶ狭められるでしょうね。
ある側面では日本最大である東京都の空き家=中古住宅流通を加速できるかも知れません
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