工務店　商品　積水ハウスのコロナ対応新商品について

みなさんこんにちは

コミュニティビルダー協会の浄法寺です

今回は積水ハウスさんの新商品

「ファミリースイート　おうちプレミアム」

について解説したいと思います

アフターコロナのライフスタイルに対応した新コンセプトモデルということで、どういう風な商品展開をしているのかなと思いまして、ちょっと内容のほうを見てみました。

皆さんリモートワークで書斎が欲しいとか運動不足になったりとかまあ色々こうご要望があるわけなんですが、それに対して積水ハウスがどういうふうに商品としてパッケージングしているのかということなんですね。

今回のおうちプレミアムのポイントというのが3つありまして

１つは大空間大開口

実はファミリースイートという商品自体は前からあって、この大空間大開口解放という特徴もあったのですが、これを1階だけじゃなくて２階までできました。

２つ目がアフターコロナ提案

今は一番興味のあるところなんですけど

「在宅ワーク」「おうちでフィットネス」「うちdeバル」

というこの3つの提案

それから最後にVR作成依頼も可能理想のプランを書くweb ツール

「おうちで幸せプランニング

この3つなんですけども

3つ目のこの家で幸せプランニングというのは要はのセキセイハウスさんのホームページの方でCADまで行かないんですが簡単なプランニング、マイホームデザイナーとかの簡単版ができますよっていう、まあそういったものなんですね。

まずまあ1個目のですね大空間大開口というところなんですが、これがどの程度のものかというと1階に関しては最大幅5メートルですね。間取りの最大幅5メートルで天井高が2.7m、最大スパン7mができます。

それから2階の方も最大スパン10メートルの柱や壁がない大空間ができるようになりました、ということなんですね。

大空間というのが客様にとってどれだけ+があるのかなとは思いますが、結局のところで言うと最初に仕切らないであとで仕切るようにできますよという主張です。スケルトンインフィルとかありますけどもそういうことだと思うんです。間取りの柔軟性ということでいったら家というのはやっぱり何十年住んでいくものですので、その中で必要な間取りが変わっていくということはあることでそれに対応できるということはまあいいとかなとは思うのですが、それが一般の住宅でできないかというと、そんなことはないかなとは思うんです。ある程度壁つまり耐震性とは考えてというのはあるんですけどもそれほど難しいことではないんじゃないかなというふうに思います。

それから２番目の在宅ワークとか提案として入れたものに関してなんですが、実際に積水ハウスさんの方で5月に緊急アンケートというのを実施しているんですね。

これも皆さん見ていただけると結構参考になるかなというふうには思うんですが、それを基に「ステイフォーム我が家を幸せにする5つのポイントっていうこと書いてあります。

結局のところですねこれで言うと86.4%が今後も在宅勤務希望していて

それから家族とのコミュニケーション増えた

一方で運動不足になりました

自分の個人的な自由な時間が減る

という、この辺は特にお父さん方がまあそうなんだと思うのですけれどもそれを踏まえて

以前は外で楽しんでたことを家でももっとしやすくしましょうっていうそういうライフスタイル提案ですね。

これがさっき言った3つ

「在宅ワーク」

「うちdeバル」

「おうち de フィットネス」

というところでじゃあそのために何か特別な部屋を作ってるかっていうとそういうわけではなくて、間取りの中でだいたい２畳から３畳ずつそれ用のスペースを作るっていうそういう提案なんですよね。

うちdeバルと在宅ワークに関しては1階に設置してますし、おうち de フィットネスというのはまあ2階に設置といってもパブリックスペースというかホール関係のところに作っていたりします。

在宅ワークのところで言えば、調査によるとリビングを仕事部屋にしている人は58.3%。これはこの前のブログに書いたとおり、けっこう多いそうで私は結構意外だったんですけど、リビングはまぁ広いっていうのもありますしネットを引いているのがリビングだっていうのもあるんじゃないかなというふうに思うのでやっぱりリビング周りのところにこの在宅ワークスペースを作って、そこへどちらかっていうと囲い込むっていうよりは間仕切りをつくって集中を高めるような仕上げ、そういったところを作りましょうという感じです。考え方としては、お客様の要望を叶えつつそんなにお金もかからないでできるものです。

おうちでフィットネスに行きますと

これは運動不足になってますという要望についてそのためのスペースを設けましょうっていうそれだけですね。そんなに

特別な仕上げとかもないですし、単純にスペースとして２階ホールなどを使いましょうという提案です。

最後にうちdeバルですが、バルって飲み屋ってことです。

外で飲めないので家でを飲めるというかその雰囲気をつくる、ということなんですけれどもこれも特別な部屋をつくるっていう感じではなくて、仕上げや照明でちょっと非日常的というか隠れ家的なスペースを作ろうとことなんですね。夫婦2人の時間をお酒や肴とともに楽しむということでですね。

写真を見るといわゆるダークというか暗い感じのちょっとマットな感じの仕上がりで間接照明ですよね、ちょっといい雰囲気になるというか落ち着いた雰囲気になるというか、そういった所を作りましょうという。これも別にクロスとか照明器具をそれ用に特別なものを使っているかと全然そんなことはなくまあ雰囲気作りっていう感じだと思うんですね。

内容を見ますとプロから見ればあまり特別なことというのは本当にないんですけれども、ただこうこういう形でですね

まあ商品かというかパッケージング、お客様にとってわかりやすくこういう提案いかがですかと言うものを見せてあげるということがまだ大事だと思うんですね。

例えばiphone という大ヒット商品というのが（私も使ってます）あるんですけれども iphone で入っている機能っていうのがそれまで全然なかったものかっていうと、有名な話ですけどそんなことはなくて、ただあの大きさにまとめたそれから内容をどれが本当に必要なんだっていうのをシンプルに突き詰めてパッケージングしたのが他になかったと言うことでヒットしたと言われています。

それまでのpdaとか似た機能を持つものはありましたけれども、これがいいんだよって要はスティーブジョブスがそれを考え抜いてまとめてそれを皆に提供してそれでヒットしたいうことなんですよね

それに近いんじゃないかというふうに思います。

これが建築会社なら

お客様にわかりやすく

設計する側としてプロとしてこういうことがいいと思います

というふうに分かりやすく示してあげたということ

それが今回の商品に関してはいいところがなというふうに思います。

工務店の皆さんも見せ方として取り入れてみて

お客様に提案してゆくと良いのではないでしょうか。

記事　コミュニティビルダー協会　浄法寺