工務店も対応が迫られる働き方改革
工務店も対応が迫られる働き方改革
しかし、今必要なものは働き甲斐改革ではないかと思うのです。
明治の黎明期から近代化、そして日本資本資本主義の父
と呼ばれた男、渋沢栄一。
興した企業は500を越え、さらに社会貢献事業も同数以上に
行った。
事業は「論語と算盤」
理念と利益を両立させることが事業の使命であるといっています。
渋沢栄一が語る人としての第一義とは
『一人ひとりに天の使命があり、
その天命を楽しんで生きることが、処世上の第一要件である。』
誰にでも天命がある、つまり天から与えられた役割がある。
それを楽しみなさい。
逆に言えば天命にいき、天命でないものに生きるなとも見れます。
天命からの事業という意味では、
松下幸之助翁も
「誰しも天命があり尊い使命がある」
同様なことを言っています。
人生に事業に天命を現せたらどんなに強いか?
渋沢栄一も松下幸之助も今に伝えてくれています。
さて
働き方改革法案がいよいよ中小企業でも4月からスタートします。。
しかし、本当に大切な事は
働き方改革ではなく
働き甲斐改革ではないでしょうか?
働き甲斐は生きがいにも
自己肯定感にも通じ
意欲ある仕事は業績にも通じていきます。
働く=ハタを楽にする。
仕事は廻りの為、社会を良くする為にあるのです。
働き方改革より、働き甲斐改革を進めたいものですね。
閑話休題
戦国時代から江戸時代にかけて
柳生家は江戸幕府のお目付け役として活躍します。
この柳生家には代々伝わる鍛錬の極意が
伝わっています。
それは三摩之位(さんまのくらい)というものです。
まず、習い 稽古し 更に工夫しなさい。
そして、生活 仕事 稽古は全て自分を練り上げる
ものとして、取り組み見なさい。
つまり、全人力を上げなさい、
生活も仕事も稽古のウチであるということです。
それを行うことで、昨日の我に今日の我は勝つという
ことができる。
柳生家には有名な家訓として
小才は、縁に会って縁に気づかず。
中才は、縁に気づいて縁を生かさず。
大才は、袖振り合う縁をも生かす。
江戸時代を通じて幕府政治を支えた
柳生家の家訓、あり方には学ぶことが多いですね。
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