コミュニティービルダー協会は
「内閣府beyond2020」の認定および「外務省JAPAN SDGs Action Platform」の紹介団体です。

工務店の現場見学会でなぜPOPが重要か

公開日: : 住宅営業, 工務店, 工務店 集客

 

せっかく桜が咲いたにもかかわらず、この花冷え。

いつ花見に行けばよいのか迷ってしまいますね。

イベントと言うのはとかくお天気に左右されがちではありますが、予約制にすることでかなりの部分解決されるのではないでしょうか。

 

特に現場見学会は折衝中のお客様だけでなく、近所の見込み客を発掘するのにとても有効な集客手段ですよね。

ただし、完成見学会とは違い「見れば良さがわかる」というものではないので、やっぱり「説明」が大切になってきます。

そんなときに大きな役割を果たしてくれるのがPOPです。

(今回は以前掲載したPOPについてのリライトになります。)

 

多くの工務店さんでも実行していることとは思いますが、実際の見学会でもPOPをおいておくと、その部分について質問をしてくる来場者が多くなります。質問に答えて説明することは売込みではないのでお客様もけっこう素直にきいてくれます。

ちなみにPOPをつけることで雑貨屋さんや本屋さんなどは3割くらい消費が伸びるそうです。全部の商品につけるわけではないのですが目玉商品には必ずPOPをつけるのが前提ですよね。ちょっと前スーパーではPOP「今日のおもいっきりテレビで~」と食材を紹介するととても売れたそうです。

cc552bd1b85ded83062ae1ccc8dc5d7820dbc548

POPで有名な某雑貨屋さんのPOP。思わず両方とも買いそうになります!

 

説明と言うのはあまり上手にしても「売り込み」に聞こえますし、上手じゃないと伝わらないわけで悩ましいものです。

でもPOPは言葉をしゃべることなくその価値を伝えたり興味を持ってもらえたりします。

 

このPOP、総合住宅展示場のハウスメーカーでは、ほとんど見られません。

やはり「カッコ良さ」を売りにしているのでそうなのですが、地域の工務店さんに求められているのはカッコよさよりも「親しみやすさ」ですよね。

そういった意味でもPOPというのは「人っぽさ」が出やすいので地域密着型の工務店さんに合ってます。

見学会告知の折込チラシでも、意外と手書きのほうが来場者が多かったりします。

そこに

『ウチは売り込み、訪問営業をしません』

と書いてあったら、いまどきの売り込みの苦手で嫌いな若い世帯も安心して見学会の会場に行けます。

IMG_64911

そこでこんな感じの手書きの看板が立っていたら、そんなに営業されないだろうと安心してくれると思います。

なんか暖かみがありますよね。

 

そしてここではやはりPOPの創り方、そしてPOPをきっかけとして、その後の営業展開にもどうすれば役立つか?

どうやって商談に持っていくことができるか?ということがポイントになります。

 

見学会でおススメなのはやはり【家づくりの勉強会】です。

もちろん、親子で出来るコースター作りなどもよいのですが、やはりせっかく建築のプロなのですからこういうアピールが大切です。

コツは

いくつかのテーマを決めて

出来るだけ沢山のテーマを出して進めることがポイント

行うことです。

家づくりの勉強会でいいのは、本気度が高いユーザーさんが集まるということです。なのでそんなに人数は期待できませんが、少人数の工務店さんで言えば、対応できるお客様も限られてくると思うので一回の見学会での家づくり勉強会は、対応できる人数がちょうどいいです。

例えばお客様と商談できる、対応できる人数が3人であれば、3組以上は呼ばないという形がいいです。

これは何故かというと、勉強会が終わったらそのまま「相談会」へ進み、更に相談会から「商談」へ進むからなんですね。商談に進むのですから対応できる人数以上呼んでしまうと、対応できなくなってしまう。この家づくり勉強会は特に少人数の工務店さんにはおススメです。

 

実際に6名ほどの工務店さんで集客イベントとこの勉強会を取り入れて行って年間受注が30棟ほどになっている工務店さんもあります。

この工務店も商談の対応できるのは4名だけ。

なので必ず4組以下にして家づくりの勉強会を企画しています。

多くは、午前、午後と2部制にしてそれぞれ違うテーマにして来場を図っています。

これが成功の元。

ちなみに成約率が良かった家づくり勉強会のテーマでは、「構造現場」を使った勉強会が良かったそうです。

構造現場を使って、施工方法を具体的に説明をした内容だったそうです。

たとえば、雨じまいの正しい方法とか、構造金物のチェック方法や断熱施工の方法など、、、どの建築会社で建てるにしてもためになる話を中心に説明するという内容です。

工務店さんからすると、当たり前のように思えますが、お客さんははじめてのことばかりで特に施工を気にする方などの支持を頂ければその後の商談の展開は早いということですね。

見学会では構造、完成と大きく分けて2つありますが、売り込まない方法としてPOP、そして家づくり勉強会を取り入れて成果をどんどん出していければと思います。

 

 

記事 コミュニティビルダー協会代表 浄法寺亘

 

工務店の集客・営業ならジーレックスジャパン →ホームページはこちら

商品の差別化へ!制振装置はこちらから →耐震・制振装置

友達申請お待ちしてます! →代表浄法寺のfacebook

工務店のネット集客ならこちら →工務店情報サイト ハウジングバザール

関連記事

ダウンロード (1)

工務店 経営 令和4年度国交省概算要求について

2021/09/17 |

こんにちは。 国交省から9月17日に概算要求が出ましたね。 当然この中には来年の日本...

記事を読む

gallery_photo04

大和ハウスの新商品「XEVO Σ PREMIUM」

2018/10/02 |

本当に今年は台風の当たり年です。 僕たちの運営する住宅サイト「ハウイングバザール」に登録された...

記事を読む

rectangle_large_type_2_64ef1a596ac38fbceaad4286831232e6

住宅営業の誕生 その2

2019/10/07 |

以前書いた「住宅営業の誕生」の続きになります。   2.モデルハウスの誕生 ...

記事を読む

zeh

ZEH等3省合同説明会の内容について

2018/02/19 |

2月13日付けで国交省・環境省・経産省から 【ZEH等の3省連携事業の合同説明会の開催...

記事を読む

  • 木の家住宅サイト『ハウジングバザール』

    もし、木の家をつくっていて
    もっと多くのお客様と出会いたい
    という会社さんはぜひ見てください。
    月間PV200万の住環境サイトです。
    掲載のお問合せはこちら↓

  • 協会の著作

    代表理事の浄法寺が書いた住宅営業向けの本です。特にこれからの住宅営業向けに基本的な考え方と流れについて書いています。

  • 協会の著作

    代表理事の浄法寺が「SDGsをどうすれば建築業に活かせるか」を具体的な事例を取り入れながら書いた本になります。

  • 僕たちが応援している【建築会社ができる社会貢献】のひとつのかたちです。

  • 当協会主催の勉強会です。
    せっかくのご縁で知り合えたお客様
    でも「まだ先なんです…」と言われたとき
    どうやって成約まで進めていますか?
    具体的な方法を知る勉強会です。

  • 当協会監修の本です。工務店さんの集客に役立つアイデアがたくさん詰まってます!!

PAGE TOP ↑