コミュニティビルダー協会ブログ~3月後半の気になったニュースから~
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~3月後半の気になったニュースから~
三重県の尾鷲ヒノキ林業が「日本農業遺産」に認定。
・日本農業遺産とは?
…世界農業遺産(GIAHS)に申請するためにつくられた認定です。世界農業遺産がミスユニバースなら日本農業遺産はニスユニバース日本代表といったところです。
まず、世界農業遺産とはなにかというと『伝統的な農業と、農業によって育まれ、維持されてきた、土地利用(農地やため池・水利施設などの灌漑)、技術、文化風習、風景、そしてそれを取り巻く生物多様性の保全を目的に、世界的に重要な地域を国連食糧農業機関(FAO)が認定するもので、持続可能な農業の実践地域となる。世界重要農業資産システムとも訳され、通称世界農業遺産。2002年に国連食糧農業機関により開始された。』とのこと。世界遺産とちょっと似てます(国連の組織ですし)が、昔からあってかつ持続可能な農業手法を評価しますよ、ということですね。
ちなみに日本では
1.トキと共生する佐渡の里山(2011)
2.能登の里山里海(2011)
3.静岡の茶草場農法(2013)
4.阿蘇の草原の維持と持続的農業(2013)
5.クヌギ林とため池がつなぐ国東半島・宇佐の農 林水産循環 (2013)
6.清流長良川の鮎(2015)
7.みなべ・田辺の梅システム(2015)
8.高千穂郷・椎葉山
以上の8つがすでに登録されています。
世界では日本を除いて28箇所が登録されています。
今回の日本農業遺産では全部で8つが選定されています。有名なところだと、
・静岡のわさび田
・長岡、小千谷の錦鯉
・三重、伊勢志摩の真珠養殖
などです。少しでもこういったところから林業やヒノキ材が注目されると良いですよね。
一社)住宅リフォーム推進協議会が平成28年度リフォーム実例調査を発表
…協議会では、住宅リフォームに係る実態を把握するために、毎年、リフォーム事業者を主 たる会員としている当協議会の会員団体を通じて、リフォーム事業者に対してアンケートを実 施しています。 今年度も会員 17 団体を通じて平成 27 年 9 月~平成 28 年 8 月の住宅リフォーム工事完了 物件を対象に実施しました。 この調査は、平成 15 年度から継続して行っているので、住宅リフォームの市場動向を経年 的に把握する意味でも非常に有益なものと思われます。 なお、今年度の調査結果の特徴は、以下のとおり。
1.リフォーム工事の契約金額は前年と比べて 500 万円超の中・高額リフォームの割合が 増加。契約金額の平均値は戸建て、マンションともに上昇
・前年度と比べて契約金額 500 万円超の中・高額リフォームの割合が増加し、300 万円以 下のリフォーム工事の割合が減少した(下図 参照)。前年度は平成 26 年 4 月以降の 消費税率引き上げによる駆け込み需要の反動による影響等も見られたが、今年度は回復 傾向がみられる。 ・リフォーム工事の契約金額の平均値は全体で 738.7 万円と前年度に比べて上昇した (前年度平均値 626.2 万円)。また、マンションの契約金額の平均値は 703.1 万円と前 年度に比べて約 200 万円の上昇となった。
2. マンションでは高額リフォームの借入金利用率が前年に比べて増加し、借入金額の平均値も上昇
・借入金の利用状況を見ると、マンションでは 1,000 万円超の工事で借入金の利用率が 21.1%(前年度 11.1%)であった(図 2-1 参照)。また、借入金額の平均値(借入を 行なった中での平均)は 913.5 万円と前年度の 518.9 万円から大幅に上昇した(表 2- 1 参照)。
3.リフォームの目的は、若年層では「中古住宅の購入に合わせて」、60代以上では「高齢化 対応」の割合が他の年代に比べて高い
・リフォームの目的を施主の年代別にみると、30 代以下では「中古住宅の購入に合わせ て」の割合が他の年代と比較して高く、60 代以上は「高齢化対応」の割合が高い(図 3-1 参照)。
4.リフォーム工事の内容は、戸建ての30代以下では様々な工事を実施しており耐震補強や 断熱材の設置工事などの意欲も高い
・リフォーム工事の内容を施主の年代別にみると、戸建ての 30 代以下では“内装の変 更”、“住宅設備の変更”、“間取りの変更”、“室内建具の変更”、“窓ガラス・ サッシの改良”など他の年代に比べて高めになっている項目が多くみられる。また、 “耐震補強工事”や“壁、柱等の主要構造部の改修”、“断熱材の設置工事”の割合 も高い。
・マンションでは 30 代以下では“畳の入れ替え工事”、40 代は“居室の用途変更”、 50 代以上では“段差解消・手すりの設置”などが他の年代に比べて高い。
5.住宅の取得方法では戸建て、マンションともに親からの相続が増加し、戸建てでは2割を 超える。マンションでは中古住宅入居前後のリフォーム実施率が増加
・住宅の取得方法は親からの相続が増加。戸建てでは 2 割を超え、過去 5 年で最も高い 値となっている(図 5-1 参照)。マンションは 8.3%で前年比 2.6 ポイント増加し、こ ちらも過去 5 年で最も高い値となっている(図 5-1 参照)。
・中古住宅を購入した場合のリフォームまでの居住期間はマンションでは入居前後(居 住期間 0 年)が 60.7%(前年度結果 57.5%)となっており、約 6 割を占めている(図 5-2 参照)。
ここは見逃せないポイントだと思います。現在、団塊JRが相続によって井を取得し、リフォームに流れていることを示しているのだと思います。工務店さんはOB客さんとのお付き合いをきちんとしていないと、この受注を逃してしまうことになりかねません。改めて、リフォームも請け負っていること・実績があることをきっちりとアピールすることが必要です。一般のお客さまの中には「こんな小さい工事はしないんじゃないか」と気を遣ってリフォーム専門業者に依頼することが少なくないようなのです。
記事 コミュニティビルダー協会理事 浄法寺
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