3Dプリンター住宅 新たな局面へ
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社会
プリンター住宅「serendix10」において、世界で初めて「3Dプリンター製の窓」を実装したことを発表しました。
このプロジェクトでは、セレンディクス社が設計データを提供し、ExtraBold社はそのデータに基づいて、自社開発の大型3Dプリンター「EXF-12」を使用して、三角形の窓枠を樹脂で製造しました。
使用されたのは、耐候性に優れたAES樹脂で、窓の本体にはガラスが使用されています。
規格外で特殊な形状の窓の製造は、従来は特注品となり、高額になりがちでしたが、3Dプリンターを利用することで、製造コストを抑え、デザインの自由度を高めることが可能になったとのこと。
特に注目すべきは、ExtraBold社の「EXF-12」が、最大で高さ1m、幅1.7m、奥行1.3mの大型成形に対応し、出力時間が従来の機器の約5分の1であることから、高い生産効率を実現している点です。
今回の成功により、セレンディクス社は今後もExtraBold社と連携し、様々な住宅建材の製造に挑戦していく方針です。
3Dプリンティング技術の積極的な活用により、住宅産業の完全ロボット化を目指し、設計の自由度や施工のスピード感の向上を実現していきます。
費用対効果の高い建材の利用、デザインの多様化、製造から施工までの時間短縮など、3Dプリンティング技術がもたらすメリットは多岐にわたりますね。
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