工務店 経営 LIXILのシミュレーションと総務省の個人企業調査
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最終更新日:2024/04/09
工務店 経営
LIXIL(東京都品川区)から、新しい設計支援ツールである「LIXIL省エネ住宅シミュレーション」における、業界初となる機能追加のアナウンスがありました。2024年 3月1日より、「HEAT20地域補正機能」を含む改良版の提供が開始されています。

※このイラストがなんというか昭和のかほりがしますね(笑)
HEAT20地域補正機能の特徴
- 地域ごとの気候データを反映: 建設地の最寄りのアメダス観測所のデータを基に、地域ごとの断熱性能値を補正します。
- 手軽な操作性: 建設地の住所を入力するだけで、適切な観測所が地図上に表示され、必要情報が自動で計算されます。
LIXIL省エネ住宅シミュレーションの活用方法
- 地域補正された断熱性能値の確認: アメダス観測所を選ぶだけで、簡単に地域補正値を把握できます。
- 提案資料の自動出力: HEAT20や地域補正に関する提案書が自動で作成され、お客様への説明が容易になります。
この機能を活用すれば、従来困難だった建設地に合わせた適正な断熱性能値の算出が手軽に行えるようになり、省エネ基準への適合判定や、お客様への的確な提案が可能となるとのことです。
総務省統計局が2023年3月1日に公表した「2023 年個人企業経済調査」によると、建設業の事業所の中で、経営上最も大きな問題として感じている点は
「原材料価格・仕入価格の上昇」であり、これは26.5%の企業が指摘しています。昨年に比べて1.8%の増加となっており、資材コストの増加が業界全体に与える影響は小さくありません。
続いて、「需要の停滞(売上の停滞・減少)」が18.8%、「後継者難」が12.5%という結果が出ており、こちらも無視できない課題であることが明らかになりました。
また、「従業員の確保難・人材不足」が7.4%、「大手企業・同業者との競争の激化」が5.2%と続きます。
特に注目すべきは、後継者問題です。建設業界では「後継者がいる」と回答した事業所は僅か18.5%にとどまり、大多数の81.5%が「後継者がいない」と答えております。
事業主の高齢化も顕著で、「70歳以上」の企業では後継者が不在の状況が74.8%にも上っています。事業主の年齢層を見ても、「50歳未 満」が9.5%、「50~59歳」が18.3%、「60~69歳」が29.8%、「70歳以上」が 41.7%と、高齢化が進んでいることが伺えます。
建築業界にいれば、やっぱりという内容とはいえますが、まずは受注の確保、かと思います。
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