工務店 経営 自社の仕様は地域や世帯にマッチしていますか
先日内閣府で木材と住宅に関するアンケートの調査結果がでていました。
まず、住宅の構造に関してですが、
47.6%の方が「木造住宅(在来工法)」を選ぶと回答していました。
一方で、
「木造住宅(ツーバイフォー工法など)」は26.0%、
「非木造住宅(鉄筋、鉄骨、コンクリート造り)」を選ぶと答えた方は23.7%となりました。
地域に目を向けると、
町村にお住まいの方は在来工法の木造住宅を、
大都市にお住まいの方々は非木造住宅を好む傾向があるようです。
性別では大きな違いは見られませんでしたが、
年齢層によっては、
70歳以上の方々が在来工法の木造住宅を、
若年層から50代の方々がツーバイフォー工法を、
また18~29歳と40代の方々が非木造を好む傾向がありました。
この辺は単純に知っているかどうかが影響しているでしょうね。
次に、住宅選びで重視される点ですが、
「品質や性能の良さ、耐久性」が75.7%と
最も重要視される要素であることがわかりました。
続いて、
「健康に配慮した材料の使用」が53.7%、
「設計の自由度」が27.9%、
「木質部分の多さ」が24.9%
となっています。
中都市にお住まいの方は健康に配慮した材料を重視し、
性別で見ると女性は健康に配慮した材料、
男性は設計の自由度をより大切にしているようです。
年齢層では、
若年層から50代が品質や性能を、
50代が健康に配慮した材料を、
若年層から40代が設計の自由度を
重要視していることが明らかになりました。
最後に、木材の利用についてですが、
88.9%の方が建物や製品に木材を「利用すべきである」と考えています。
このうち、
「利用すべきである」と強く感じている方が53.8%、
「どちらかといえば利用すべき」とする方が35.2%でした。
反対意見は7.7%と少数意見であり、
「どちらかといえば利用すべきではない」と考える方が5.9%、
「あまり利用すべきではない」と考える方が1.8%でした。
特に、60代の方々が木材利用の必要性を強く感じていることが分か りました。
年代や住む場所によって家に関する考え方も違いますね。
建築会社さんからすれば、自分たちの作っている家が地域の人たちの考えているものとマッチしているのか
少しは参考になるのではないでしょうか。
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