工務店 経営 住宅価格の値上げについて
こんにちは、一社)コミュニティビルダー協会の浄法寺です。
5月ももう終わりですね。
気候はすでに梅雨と夏が入り混じっているような
モンスーンのような感じですね。
先日、スーパーに行ったときに
玉ねぎの値札を見てびっくりしました。
2倍近くになっていましたよ。
住宅関連のニュースを見ていても
住宅設備の値上げも進んでいますね。
パナソニックは6〜12%程度
LIXILは2〜39%程度
YKKは8〜15%程度
いすれも高騰していますが、
今回はさまざまな要因が複雑に
絡んでいます。
コロナで海外生産品がストップ。
アメリカで住宅需要の拡大。
ギニアでのクーデターでアルミ原材料の高騰。
ロシアのウクライナ侵攻など。
色々な要素が絡んでいます。
住宅資材メーカーからすると
企業努力ではまかないきれない状況で
今回の価格転嫁に踏み切ったのでしょう。
企業ですから当然といえば当然ですね。
このような中で
工務店でも自社で飲み込みべきか
価格反映すべきか。
今まで受注したお客様でも
契約内容によりますが、
原価圧迫ということがあれば、
相談してみることはよいと思います。
昔、オイルショックの時
また1990年に襲った原油高騰のときにも
代用資材や値上げを協力を
お客様に相談にしていった会社は多くありました。
また、これからの見積もりであれば
当然価格反映して
提出することがよいでしょう。
住宅やリフォームの場合には
もちろん金額が大きいのですが、
飲み込めていけても無理が生じるのは
時間の問題です。
きちんとお客様にも事情を伝えていくことが
誠意ある対応といえるのではないかと
思います。
現地の一線でお客様と商談していると
どうしても価格の話は避けられませんが、
無理して価格を抑えている会社と
しっかり事情を伝えていく会社と
最終的にはどちらの会社が残り
信頼を勝ち取れるか。
もちろんここ数年の住宅価格高騰の要因は
単に資材だけでないことは明らかです。
以前からあった人手不足も
慢性化によって
徐々に賃金も上昇しており、
また住宅の省エネ化についても
政策的な変化があり
価格への影響が
大きくなっていることもあるでしょう。
しかし、これからも工務店経営をしていこうという場合には
避けては通れない局面です。
しっかりとした説明をして
価格反映をして対応していく。
そうすることが
結果的には
信頼を得られるのではないでしょうか。
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