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工務店 集客 新型コロナ下における住宅購入予定者アンケート調査

公開日: : 住宅営業, 工務店, 工務店 集客

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先日、私どもで行いました

【新型コロナ下における住宅購入予定者アンケート調査】

の結果が出ましたので報告いたします。

 

調査対象:20代~60代の住宅購入予定者1000名

男性358名 女性642名

調査方法:インターネット

調査期間:令和3年9月1日~9月3日

 

調査項目:

①どのような建築会社を検討したいと思いますか?

②建築会社との打合せは、どのように進めていますか?

③情報はどこから取得しましたか?

④ソーシャルメディアで重視した情報は何ですか?

⑤初期段階で資料請求した会社数はいくつですか?

⑥資料請求以外で活用したいサービスは何ですか?

⑦普段よく活用するソーシャルメディアは?

⑧コロナで家に関する事柄で意識するようになったことは?

 

この中からポイントを絞って解説してみたいと思います。

 

①どのような建築会社を検討したいと思いますか?

 

FireShot Capture 1076 - - www.housingbazar.jp

 

…これはまだまだ大手が強いと見るべきか、工務店さんが追い上げてきたというべきか。

私は工務店さんが追い上げてきたと見るべきだと思います。

複数回答ですから、半分ちかくの人は工務店も検討したいと思っているわけですよね。

以前見たアンケートでも、初期段階で大手と工務店を同時に検討した人は半分近くでしたからリアルだと思います。

あとは「どうやって(媒体はなにか)、どのように(何を掲載して)見てもらうか?」ですよね。

そこで媒体はなにか?というときに参考になるのが

③情報はどこから取得しましたか?

ですね。

FireShot Capture 1077 - - www.housingbazar.jp

 

上位を見てみると

1位 住宅情報サイト

2位 ソーシャルメディア

3位 住宅展示場

4位 グーグル検索

5位 目当ての会社のHP(ホームページ)

となっています。面白いですねー。

1位の住宅情報サイトもそうですが

「複数の客観的な情報」

を得ようとしているのがわかりますね。

その情報が正しいかどうかはともかくとしても

会社のホームページよりもソーシャルメディアなんですね。

 

やっぱり流れとしては

ポータルサイトやSNSで良さそうな会社を探す

ググってその会社のHPを見る

なんですね。

 

私の知ってる工務店さんの社長さんは完成見学会で見に来たお客様の奥様に

「なんでネットに載せてないんですか?載ってたら絶対に検討したのに!」

※このお客様は大手のハウスメーカーで建築済みでした。

と言われて

「いや、うち、ホームページありますよ!」

と返したら

「だってわたし、一生懸命探しましたよ!インスタで!」

「・・・」

という笑えない笑い話がありました。

そう、社長はインスタグラムはやってなかったんですね。

ソーシャルメディアはそれぞれに違うユーザーがいますので、

複数のソーシャルメディアできちんと発信をしていないと

存在がお客様に届かないことも多いですね。

 

では何を見てもらうか?ですね。

ここで参考になるのは

 

④ソーシャルメディアで重視した情報は何ですか?

になるわけですが

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1位 「口コミ」

2位 「写真」

3位 「役立ちコンテンツ」

4位 「どのような内容か(HPとの情報の違いはなにか)」

5位 「プロフィール」

6位 「常に発信しているか」

となっています。

 

「口コミ」といってもSNS上ですから、

HPにあるような「褒め言葉」を求めているわけではなくて

施主さんとのやりとり」を見ているのだと思います。

例えばSNS上で施主さんとやり取り

(一緒に取っている写真とか施主さんのコメント投稿)

が一切ないとしたらちょっと異様な感じがしますよね。

もちろん個人情報を乗せることはしなくても

一緒に写ってる写真がないとか

女性ユーザーから見たらちょっと「・・・」ですよね。

 

2位の「写真」ですが、もちろんきれいな写真であることは大事ですけど

「そんな特別な家ばかりではないから…」

といってアップしない会社さんもあります。

人気の工務店系インスタグラマーのアップしている写真を見てみてください。

そんなに特別な仕様やインテリアなんて多くないです。

ただし、工夫は必ずしています。

私の知っている「ひまわり工房 あず」さんは

インスタのフォロワー5万人近いですが

見てみると参考になると思いますよ。

 

「役立ちコンテンツ」ってなんでしょう?

自社の売り込みじゃなくて

「プロとして普通の人たちにアドバイスしたいこと」

だと思います。

さっきの「ひまわり工房 あず」さんはそれがあふれています。

あずさんのフォロワー数が1万人になったときに

私もお祝いのコメントを入れたんですが、

帰ってきたコメントは

「地味なことの繰り返しが実を結んで、本当に嬉しいです(泣)」

でした。

 

これはまさしく6位にある「常に発信しているか」ですよね。

私もブログはちょっと空いてしまうことがあって反省するのですが、

常に発信していない=マメじゃない人ですよね。

一生に一度大きな買い物なら

マメな人と

そうじゃない人なら

マメな人に頼みたいというのが人情じゃないでしょうか。

 

最後にこれは本当に重要だと思います。

「プロフィール」

お客様が見たいのは肩書よりも、

 

この人は何を大事にしているのか

 

なにを発信したいのか

 

だと思います。

その想いや家造りに対するエッセンスがそこに凝縮されているわけですから。

そんなの関係ない、としたらなぜ「プロジェクトX」や「ガイアの夜明け」

「カンブリア宮殿」などが受けたんでしょう?

スペックだけでは伝わらない何かがお客様の心を動かすのではないでしょうか。

 

※アンケートをご覧になりたい方はコチラ

お問合せ種類は「その他」を選択して

メッセージ本文に「アンケート希望」

と入れてくださいね

 

記事 一社)コミュニティビルダー協会 浄法寺亘

プロフィール画像

この記事を書いた人

浄法寺 亘

工務店の社会貢献やSDGs、国産材利活用を応援する「コミュニティビルダー協会」代表理事。
今動いているプロジェクトは「木ッズ絵画コンクール」
※8月実施予定。
住宅サイトの運営もしています。

福島県 喜多方市出身
県立会津高校卒
市立高崎経済大学卒

著書:
頼みたくなる住宅営業になれる本
https://x.gd/oatiM
SDGsに取り組もう 建築業界編
https://x.gd/MXYJr
とっておきの見込み客発掘法
https://x.gd/001or

主な講演:
鹿児島県庁主催「かごしま緑の工務店研修会」
リードジャパン主催「工務店支援エキスポ」(東京ビックサイト)
育英西中学校
その他住宅FCなど

活動実績
2019~ 千葉県にて里山竹林整備ボランティア
2020~ 木ッズ絵画コンクール

工務店の集客・営業ならジーレックスジャパン →ホームページはこちら

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