工務店 経営 SNSの登場と似ている歴史上の出来事、そして未来
みなさんこんにちは
私達は最近
SNSに関するオンラインセミナーをZOOMで行っているのですが
ちょっと考えたことがあったので書いてみます。
気がつくともう10年以上前からSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)が
使われていてみなさんも何かしら使っていらっしゃると思います。
日本で利用されている数でいえば、多い順に
LINE
となりますね。
どれも2000万以上のアカウントを持っています。
私も一応すべてアカウントを持っています。
他にも最近流行ったクラブハウスなどもありますね。
ここに動画系の
Youtube
Tik tok
17
とかあります。
これらのSNSをみんなが使うことで何が変わったか?
個人の発信する影響力がかなり大きくなりましたね。
以前は1万人以上の人になにかを伝えようとしたら
マスメディアを使うしかありませんでした。
実際に私が前職の住宅会社にいた12年前、
1万人以上に告知しようとしたら
TVやラジオ、新聞のチラシ同封や地域新聞広告しかありませんでした。
いまでも多くの住宅会社、工務店、設計事務所はそうかもしれません。
でも時代は変わりました。
私個人が使えるつながりで言っても
Facebook 2200人
Twitter 1200人
ブログ 1000人
くらいはあります。ここから波及できる数は
さらに数倍になるでしょう。
私が凄いわけではなくて
SNSが凄いんです。
これを戦いで例えると
以前は刀や槍、弓矢しか持っていなくて
一度に数人しか相手ができなかったのに
今では爆撃機を持っている
くらいの違いはありますよね。
近くでも離れたところでも
今まで知らなかった人のいきなり接触できるんですから。
本当に凄いことです。
ここで考えたのが歴史において
武器が戦術に及ぼした影響です。
昔は1人で持てる武器はさっきのように
刀や槍などの近接武器と
弓矢の遠距離武器でした。
どちらもいっぺんには1人、達人でも数人までしか相手ができません。
だからみんなでまとまって密集隊形をつくり
いっぺんに矢を放ったり槍で突撃することで
多くを攻撃できたり守れたりするようにしたんです。
現代でいうマスメディアですね。
しかし、銃の精度と威力が上がり遠距離から攻撃できるようになると
1人で多くを攻撃することが出来るようになりました。
現代でのSNSという武器を手にしたことと似てますよね。
ではこれで歴史ではどうなったかというと
そこで戦術がガラッと変わりました。
いわゆる【散兵戦術】の登場です。
ひとりの攻撃力が上がったことで
密集している意味がなくなりました。
かえって密集していると
一度に全滅するというリスクをおうことになります。
今まで何十人単位だったかたまりを
数人単位にして素早く動けるようにして
攻撃の機会を増やすようになりました。
また、少人数ですので一度に全滅という危険も減ります。
日本史が好きな人だとピンとくるかもしれません。
第二次長州征伐で長州が行なって20倍の幕府軍に勝利した
きっかけになったのがこの散兵戦術だったからです。
※ちなみにこの戦術を浸透させるために
大村益次郎が使ったたとされる
「散兵教練書」
がいまでも山口県に残っています。
現代の戦いではもう昔の形での密集陣形は取られることはなくなりました。
広告・営業ということで言ったら
大手広告代理店の電通が2期連続で数千億円の赤字をだして
本社売却をしているのは決して偶然ではないでしょう。
昔は情報も限られていて基本的にお客様の要望もほとんど同じで
それに対応できる画一的な商品を安く大量に出せば良かった。
それにはマスメディアを使うことが合っていた。
でも今は情報が処理しきれないほど溢れている。
そして、会社の広告、売り込みを人はあまり信用していない。
信用しているのは知人や口コミ。
ならば「広範囲に知人になれる」武器=SNSを使うこと
が合っているのではないでしょうか。
少数であろうとも
SNSで
自分の好きなことや関心事を通じて
共通点を持つ大勢の人達とつながり
自分たちのことを知ってもらうことが出来る。
素晴らしい時代になったと本当に思います。
ただ、素晴らしい武器も使い方を知らなければ・・・
ご参考までうちの無料セミナーです。
記事 コミュニティービルダー協会 浄法寺亘
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