5月病など悩み始めた新社会人さんへ
公開日:
:
社会
前回のブログで、私が就職して5月頃の飛び込み営業のをしていた話を書きましたが、とにかく毎日歩いて話して寮に帰ってバタンキューといった状況でしたので5月病になる暇もなかったのですが、世の中では就職してちょっと落ち着いて五月病になる方もいらっしゃいますよね。そんな人たちに教育者の森信三先生の「就職先の選び方」がちょっと参考になるんではないかと思います。
先生は
1、人は事情の許す限り、なるべく自分の好きな職業を選ぶがよい。
2.だが不幸にして、自分の第一志望の叶えられなかった場合には、第二志望の道について、しかもそれを自分に対する「天命」と考えて、全精魂を傾けて努力するがよい。
3.大会社で自分にの性分に合わない全然合わない仕事をするよりも、むしろ会社は多少小さくても、自分の肌に合った仕事をやり抜く方が良い。
と言っています。
1番はわかりやすいですね。
自分の好きなことを選んだほうが身が入りますし、ほっといても夢中でがんばりますよね。
2番ですが、多くの人が第一志望に就職できるわけでは無いですよね。当然ですけども、五月病になる方と言うのは、理想と現実と言うようなもので悩まれているのではないかと思います。
ただ、人はたとえやむなく第二志望の道を選んだ場合でも、もしその人が真剣に自分の職業と取り組んだならばその人が第一志望の道を選んだ以上に成果が上がる可能性もあるわけです。少なくとも今の世の中で、最初から自分はこの道に限ると思って進んでそうなったと言う人は実際には意外に少ないのではないでしょうか。
日本経済新聞の「私の履歴書」と言う企業のトップが経歴を載せる男がありますが、読んでいると確かに第一志望の会社やプロジェクトに必ずしも成功するとは限らないです。
というよりも例えばそのプロジェクト自体は失敗したけどその過程で見つけたものは思わぬ発見をしたりするケースも少なくないように思います。
初恋の人と結婚したからといって幸せな家庭を作っているとは限らないし、そもそも初恋の人と結婚している人って意外なほど少ないですよね。
スティーブ・ジョブスも伝説のスピーチと言われるスタンフォード大の記念スピーチで
大学を中退したときや失敗したときの自分の経験を元に
『先を見通して点をつなぐことはできない。
振り返ってつなぐことしかできない。
だから将来何らかの形で点がつながると信じなければならない。
何かを信じなければならない。
直感、運命、人生、カルマ、その他何でも。
この手法が私を裏切ったことは一度もなく、私の人生に大きな違いをもたらした。』
と語っていますね。
ともかく、もはや第二志望の道しか選べなくなった場合にはやはりそこに全精力を傾ける方が良いと思います。
仮に2つの道があったとしても2つの道を同時に進んでその結果を比較すると言う事はまず不可能なことです。
よく「自分があの時あっちの道に進んでいればよかったのに」と愚痴を言う人もいますが、考えたところであんまり意味がないですよね。
それで現在の物事が改善するわけでもない。宗教で「迷い」と呼んでいるのは、実はこういった状態を言うのだそうです。
もし一生懸命やっても成果が出なかったり、周りの人とどうしても合わなかったりと言う場合は、やめても良いと思います。
現在のようにありがたいことに選択肢の多い時代なので、合わないところで悩みが解決できずに病気になってしまうより、よほど良いと思います。
実際のところ、私の友人でも6、7割は転職をしています。
それでまた一生懸命に頑張る、それで良いと思います。
記事 コミュニティービルダー協会 浄法寺亘
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