コミュニティービルダー協会は
「内閣府beyond2020」の認定および「外務省JAPAN SDGs Action Platform」の紹介団体です。

工務店 集客 住宅展示場来場者数調査から

公開日: : 最終更新日:2021/03/11 住宅営業, 工務店, 工務店 集客

こんにちはコミュニティービルダー協会の浄法寺です。
今回のブログは、今年1月の住宅展示場の来場者数がどのような状況だったかという記事が載っておりましたので、そちらについて、解説をしたいと思います。こちら、新建ハウジングさんの記事を見たんですが、住宅展示場協議会と住宅生産振興財団こちらの二つの団体が、2月の15日に発表した1月の住宅展示場の来場者数なんですがすごいですね。

6ea4ae88caaab7358f578333af599bad

対前年同月比マイナス23.74%。

昨年の6月ですね、このときに36.77%減っていうのがあったんですがそれに次いで2割ちょっとのマイナスになっています。
実際に私もいろんなところでお話を聞きますけども、ある地域では、全然減ってないよって言っていたり、ある地域ではいや全然駄目だねって言ってたりでした。この記事を読むと、全国8エリア全てでマイナスです。

2度目の緊急事態宣言が出て、普通だったらお正月の連休のところにキャンペーンつけたりとかあるわけなんですが、そういった住宅展示場の大型イベントっていうのも中止したりっていうのが多かったですし、モデルハウス自体の一棟当たりの来場者数も、当然2割位減少したというような内容になっています。
8エリアというと北海道、東北、関東、それから東海・信越北陸、近畿、中四国、九州沖縄っていうのがあるわけなんですけども、これを見ると、軒並み20%以上ダウンしていて、一番ひどいのが、信越北陸ですね。
こちらの方がマイナス37.44%と、ような数字になってるんですけども、これ前年同月比ですからね。
昨年の数字っていうのは、平年並みだったかというとそんなことはなくて、消費税が上がってしまって、通常の年よりも、落ち込んでいるというそういう時期なんですよね。それと比較しても落ちてるというような状況なわけです。
だいぶ前からコロナが来て、7割経済という言葉が経済誌であったりとか、日本経済新聞であるとか、そういったところで、出ておりますけれども、皆さんのところでは、どうでしたか?見学会とか、イベントなど、私が先ほど、聞き取りした範囲では、お客さんは来てますよと。
予約は入ってますよという会社はありました。
これはやはり、どれだけこれらに対する対策をして、かつ、それを、ホームページなどで、公開していたから、いうことが、影響しているんではないかと思います。
実際に地域の工務店さんなどでは、見学会でも、このように対策をしていますと。
で予約をして、1時間ごと。
の入れ替えであったり、それから部屋ごとの入れ替えであったり、そういった対策っていうのを、していたと思うんですね。
それをきちんとホームページで出していた。
もしくは、オンラインの1回目の商談があって、その上で、来場していた。
してるわけですね。
ここに出ているように、これは総合住宅展示場なわけですけども、大手のハウスメーカーは、オンライン商談に関しては、完全に出遅れていました。いろいろあるでしょうけれども、動画ビデオ通話ツールの安全性が確保できないという理由で、なかなか踏み込めなかったというふうに聞いております。対して、地域の建築会社さんで、きちんと私たちはオンライン商談してますよとホームページで明らかにしていたり、SNSで発信していたりしている会社さんには、オンラインでの打ち合わせのお客様が、入っています。

しかし、同じような地域の建築会社さんでも、オンライン商談の準備をしていなかった。していても、発信をしていない。こういった会社さんには、お客様からの問い合わせは、もちろんないわけです。よく、工務店さんの社長さんが住宅という買い物を全部オンラインで行うなんて無理だよと、お話していたりしますが、もちろん、私もそう思います。ただ、実際の話を聞いてみると、最初の1回だけオンラインで打ち合わせをして、その後はずっと通常のオフライン商談だったというケースも多いようです。

つまり、出会いの部分だけがオンラインになってるだけだったりしてるんですね。
お客様の気持ちを考えれば、まだ、一度も話していない相手。信用も何もない相手と、コロナの状況下で直接会うという気持ちにはなかなかなれないですよね。そして現在でもリモートワークで仕事をしている人は全体の1/4になっています。つまり、オンラインでの仕事が当たり前になっている。それがわかっていれば、対応はできたんじゃないでしょうか。

今、ワクチンが、出始めて展示場や、イベントへの来場が増えていくと思います。すでに、地方では前と変わらない状況というお話も聞いています。ある工務店さんでは、すでに、2022年度の春までの受注残があり、これからの受注は、それから先のものになるという会社さんもあります。

なぜ、そのようにうまくいっているのでしょう。
その社長さんに聞くと、コツはない。
真面目にお客さんの身になって考えて、新しいものも、取り入れるものは取り入れて、それでも大事なものは変えずに、コツコツやっているだけという回答でした。
まさに、「不易流行」ということではないでしょうか。

記事 コミュニティービルダー協会 浄法寺亘

工務店の集客・営業ならジーレックスジャパン →ホームページはこちら

商品の差別化へ!制振装置はこちらから →耐震・制振装置

友達申請お待ちしてます! →代表浄法寺のfacebook

工務店のネット集客ならこちら →工務店情報サイト ハウジングバザール

関連記事

images

9月の建築関連トピックスから

2018/09/27 |

ことしは近年では珍しく残暑が続かず 秋らしい天気になっていますね。 大阪周辺は台風の影響...

記事を読む

sdgs

工務店経営 不易流行 変えてはならないものと時代によって変えるも

2020/04/01 |

  SDGs 地球規模で社会の課題解決へ向けた一つの指針 コロナ騒動で自粛など...

記事を読む

business_eigyou_man

住宅営業でいうところでの「営業力」とは?

2018/02/06 |

住宅営業でいうところでの「営業力」とは? 住宅営業は本当に深く幅広~く、知識や経験、人間性...

記事を読む

コミュニティビルダー協会コラム ~コミュニティは必要?~

2016/10/14 |

コミュニティビルダー協会コラム ~コミュニティは必要?~   秋深き隣は何をする...

記事を読む

  • 木の家住宅サイト『ハウジングバザール』

    もし、木の家をつくっていて
    もっと多くのお客様と出会いたい
    という会社さんはぜひ見てください。
    月間PV200万の住環境サイトです。
    掲載のお問合せはこちら↓

  • 協会の著作

    代表理事の浄法寺が書いた住宅営業向けの本です。特にこれからの住宅営業向けに基本的な考え方と流れについて書いています。

  • 協会の著作

    代表理事の浄法寺が「SDGsをどうすれば建築業に活かせるか」を具体的な事例を取り入れながら書いた本になります。

  • 僕たちが応援している【建築会社ができる社会貢献】のひとつのかたちです。

  • 当協会主催の勉強会です。
    せっかくのご縁で知り合えたお客様
    でも「まだ先なんです…」と言われたとき
    どうやって成約まで進めていますか?
    具体的な方法を知る勉強会です。

  • 当協会監修の本です。工務店さんの集客に役立つアイデアがたくさん詰まってます!!

PAGE TOP ↑