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積水ハウス株主総会後が注目される

公開日: : 工務店 集客

お元気ですか?

今日も良きことが起こることを願います。

 

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戦後住宅産業を牽引したプレハブ住宅

昨日ですが、住宅業界でも大手の

積水ハウスの株主総会がありました。

旧経営陣と新経営陣の対立が表面化して

注目された中で行われました。

結果は、新経営陣の勝利という形に

なりましたが、

後味があまり良くない結果となってしまいました。

双方言い分はあるでしょう。

しかし

ここしばらくの積水ハウスの業績を見ると

12月

全体              97% 89%
【戸建住宅】             91% 76%
【賃貸住宅(RC造除く)】         106% 96%
【分譲住宅事業】              92% 100%
【マンション事業】             85% 80%
【リフォーム事業】            101% 102%
1月
全体               96% 86%
【戸建住宅】             90% 78%
【賃貸住宅(RC造除く)】  105% 93%
【分譲住宅事業】               91% 82%
【マンション事業】            84% 72%
【リフォーム事業】            100% 93%

2月
全体            96% 96%
【戸建住宅】            97% 97%
【賃貸住宅(RC造除く)】    91% 91%
【分譲住宅事業】         98% 98%
【マンション事業】     144% 144%
【リフォーム事業】      93% 93%

3月
全体            84% 76%
【戸建住宅】           88% 81%
【賃貸住宅(RC造除く)】    80% 72%
【分譲住宅事業】             87% 79%
【マンション事業】          111% 90%
【リフォーム事業】         78% 69%

3月はコロナの影響もあり軒並み厳しい結果と
なっている。
かつての住宅業界戸建てNO1だった積水ハウスも
その座を一条工務店に奪われ、全社業績でいっても
トップの大和ハウスとは大きく水を開けられている。

それにしても昨年の4月期の受注依頼
3月まで1年間にわたり、全て戸建て受注は
マイナスで推移している。

これは市場縮小の影響が大きくあるということ
だけでなく、先に書いた社内内紛が
影響されているのとの見方が強い。

営業マインドが強い社風で
優秀な社員が多いことでも業界内でも
有名な同社。

今回の内紛も早く収まってくれると
良いと思います。

というのも良い、悪いではなく
戦後日本の住宅業界を引っ張ってきた
リーディングカンパニーでもあり

圧倒的木造志向が強い日本の中で
工業化住宅(プレハブ住宅)を

推進して業界でトップになったという

ことは凄いことで
すざましい努力をしてきたと
考えられるからです。

日本で住宅展示場という形態
をつくり
営業方法を作ったり
標準設備という考えもつくって来ました。

ちなみに他の大手住宅メーカーの
状況はどうかというと

(内容は戸建て事業分)
2020/03 2020/02   2020/01  2019/12 2019/11
大和ハウス工業   -1.0% -12.0%     -12.0%  -8.0%   -3.0%
積水ハウス    -24.0%  -4.0%    -14.0%  -11.0%  -7.0%
住友林業     -29.0%  -3.0%    -10.0%  -10.0%  -15.0%
旭化成ホームズ  -32.0%  -17.0%     -26.0%  -14.0%  +5.0%
パナソニック   -48.0%  -4.0%    -17.0%  -25.0%  -8.0%
ミサワホーム   -31.0%  -15.0%   -15.0%  -19.0%  -7.0%
三井ホーム    -38.0%  -14.0%  -24.0%  -14.0%  -11.0%
タマホーム    -11.0%  -9.0%    -14.0% -14.0%  -11.0%
他の大手の状況も大変厳しい状況になっています。

大手がここまで厳しいのは、リーマンショック以来、会社によっては
それ以上だというところも出ています。

先にあげた集客装置としての

総合住宅展示場は

長年、大手住宅メーカーの集客を
牽引してきました。

しかし、コロナの影響もあり

それが活動できない状況にあります。

積水ハウスではVR(バーチャルリアリティ)
のゴーグルをお客様に郵送し

専用アプリを設けて営業活動の

新たな方法とし推進し始めたそうです。

これから

非常事態宣言が解けたとしても

新しい集客、商談の方法として

広まっていく可能性は

十分にあります。

VR(バーチャルリアリティ)は

ゴーグル自体はそれほど高いものでは

ありませんが、

そこで映す内容や付属機能によっても

価格は変わってきます。

いづれにしても

新しい集客や商談方法として

定着していくでしょう。

混沌とする住宅業界ですが

次の一手を進めて行きましょう。

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