ビックサイトで講師をしてきました
みなさん、年の瀬を迎えて忙しくされていますか?
現場は年末進行で監督さんは大忙し、営業さんや社長さんはカレンダーを持ってお施主さんのところにあいさつ回りとなかなかに大変な時期かと思います。
私は12月11日から13日の間東京ビックサイトで行われていました
『工務店支援EXPO』
で主催ブースの講師をしてまいりました。
3日目の11時30分~12時15分までの45分間の枠を頂いたので、全国規模のポータルサイトを運営している中で見聞きした地域の工務店さんの成功例を元にお話させて頂きました。
ちなみに今回は私のブログやフェイスブックを見て、主催のリードジャパンさんの担当社さんからの依頼でした。丁度一年前くらいに鹿児島県庁さんの「緑の工務店」セミナーの依頼もフェイスブック経由でしたね。おととしに一度依頼を受けたんですが、条件が合わなくて流れて、去年改めて依頼を受けてお話させて頂いたんでした。どんな仕事であろうと、こうやってネット、特にSNSを通じてお仕事を請けることが当たり前になっていくんでしょうね。
こうしたセミナーを依頼されるときは基本的に『成功例』つまり、他の同業他社がうまくいった『やりかた』をもとめられることがやっぱり多いです。それはそうですよね。まず、知りたいのは「自分達は間違っていないか」「今、正しいやり方はどうなのか」が気になるものだと思います。わたしも、
・集客の仕方 チラシ・SNS
・商談の仕方 プラン提案
・中長期追客管理
・OB紹介受注の出し方
などを中心にお話をすることが多かったです。もちろん、これらは受注を挙げる上で大事なことです。
ただし、色々な工務店さんや社長さんを見ていくにつれてこういった「やり方・方法」は会社としての考え方・理念つまり『ありかた』あってのものではないかと思うようになりました。たとえばSNSひとつとってもインスタグラムもツイッターもピンタレストもフェイスブックもラインもあるわけですが、これらもやっぱりこの中心になる
「誰か」
たとえば社長さんだったりインテリアの人だったりがいないと駄目なんですよね。特に社長さんの『ブログ』は本当に大事です。なぜかといえば、他のSNSは枝葉であって幹ではないからです。
幹となる部分に「その人の考え方」が現れて、お客様は最終的にはそこを必ず見るからなんです。そこが空虚だと最終的に信用するところに行かないのではと思うんです。
そんなこともあり、今回のセミナーでは会社の「ありかた」について話の重点を置きました。会社の求める姿ってなんでしょう。求められる姿って何でしょう?では長く求められてきた会社・老舗に必ずあるものは何でしょう?ちなみに日本はいわゆる長寿企業が世界一あるのですが、それらの長寿企業に必ずあるもの、それは
『家訓』
なんです。つまり「贅沢しない」とか「不相応なものに手を出さない」とか「三方良し」とかそういう『ありかた』なんですね。背骨がしっかりしているから、社長が迷わない。社長が迷わないから下の人も迷わない。だからそのお客様も迷わない。
新しいやりかたを探る、これも大事なことですがやはり
『不易流行』。
変えないものが何なのかをはっきり定めてから、変えていくものが何かを探る、これが大事だと思うのです。
記事 コミュニティビルダー協会 代表理事 浄法寺亘
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