エコプロ2019を訪問
みなさん『エコプロダクツ展』って行ったことありますか?
1999年から毎年12月に東京ビッグサイトで行われているエコ、省エネルギーな商品や企業の取り組みなんかを展示する場なんです。
けっこう木材関連の出展もあり、今は「ウッドデザイン賞」の表彰や展示もあるので見に行ってます。
はじめは5万人くらいだった来場者も今ではなんと15万人くらいになっています。とくに子供向けの展示やイベント・ワークショップなんかもあるので親子連れにも良いんでしょうね。今年はなんと750社が出展してます。
今日、訪問したブースの中で僕が面白かったところを3つほどご紹介します。
1.縁樹の糸
このマフラー何で出来てると思いますか?
答えはなんと・・・「ヒノキや杉の木」なんです!
しかも真言宗で有名な高野山で育った木とのこと。
作っているのはこちら(右の人)株式会社シンサイカトーの代表の加藤貴章さんです。
間伐材や端材から作ることができるそうですので、日本中のどこの県産材でもできますよ!とのこと。
ホームページ見ていただくと分かりますが
こんなステキなカーディガンとかも作れるそうです。製造過程で障がい者さんの作業所にも手伝ってもらっているとのことで、まちかど障がい者アートを推進している僕としてもとても共感できるところがたくさんありました。木の使い道ってついつい構造材とかパルプとか考えてしまうんですけど、こんなふうに暮らしの中に自然にあるのも良いですよね。べつに衣類全部をこれにしなくても、季節モノの中に一つくらいこういうのがあってもいいと思うんです。
2.日本の森バイオマスネットワーク“ふんわりネット
国産材を使った木の家やウッドフェンスなんかを勧めている人たちです。
僕たちコミュニティビルダー協会の考え方ともとても近いものがあります。
柱だけでなく梁も国産材だそうでメンバーの千葉工務店代表の千葉弘幸さんいわく「梁背を6寸以内で収めればコストアップしなくて済むんですよ」とのこと。
梁背が7寸以上になってくるとぐんと材料費が上がってしまうんだそうです。これは僕も知りませんでした。
ネットワークとしては家だけでなく木質バイオマス燃料の利用も含めて森林資源の活用推進を通じた持続可能な地域社会の実現をミッションとして活動しているそうです。
植林イベントとか「木の皮むき間伐ツアー」などもされているそうで、僕も参加してみたいと思いました。
現代社会で自然と共生する、森と暮らす・暮らしに取り入れるライフスタイルを広めて、日本の荒廃した森林を再生する。すごく大事なことだと思います。
3.NGOディープピープルさんの「食べ残しNOゲーム」
これはなんと小学校6年生がつくったカードゲームなんですね!
いま日本で食品ロス(食べ残し廃棄)はよく問題になっていて、僕の知人の上米良さんもパンのロス解消にがんばっています。
プレイヤーは開業資金を持って食べ物屋さんになります。そしてそれぞれの料理メニューカードとお客様カード(これもスポーツマンとかお年寄りなんかで数値が違っています)とアクションカード(食べ残しになるとか逆に食べ残しが減るなど)があってうまく組み合わせて最終的に一番売上げが多い人が勝ち!というゲームなんです。よく考えましたよねー。
最後に
今日はざっと見てきただけでしたが、本当にSDGs関連のブースが多くなったなーというのが一番の感想です。
でも、SDGsってこの間のブログでも書きましたがそんなに特別なことじゃないんですよね。まじめにお仕事をしていればかならず何かあてはまる、そんな運動なんです。
明日も引き続き訪問してくるのでお楽しみに!
記事 コミュニティビルダー協会代表 浄法寺亘
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