5月の建築関連で気になったニュース
このところ、暑い日が続いておりますがみなさん体調は大丈夫ですか?
最近のちょっと気になった建築、工務店関係のニュースをちょっと解説してみます。
1じぶん銀行、住宅ローン融資実行額が5,000億円突破
auフィナンシャルグループのじぶん銀行は5月24日、住宅ローン融資実行額が累計5000億円を突破したと発表した。
じぶん銀行は、2015年12月1日に「住宅ローン」の提供をスタート。住宅ローンの申込みから契約のすべてが、スマートフォンやPCを使ってインターネット経由で完結する邦銀初の住宅ローンとして注目を集めた。(MoneyZine)
…凄いですね。3年半で5000億ということは一件3000万円として16000件/42で月あたり380件の融資契約ってことですからね。
ちなみにじぶん銀行の特徴は
・申込から契約までネット完結
・保証料0円
・一般団信保険料0円
・がん50%保障団信保険料0円
・一部繰上返済手数料0円
昔は住宅ローンの手続きといえば、お施主さんに平日に休みをとってもらって、実印と印鑑証明を用意してもらって、書類を何十枚も署名して実印を何箇所も押してもらって、なんてしてましたけど、そういったものを足を運ばなくていいのですから増えるはずですよね。みずほ銀行なんかでもWEB上でローンの手続きできるようにしてますし、お金がどんどんデジタル化してますから、どんどんこの流れは加速するでしょうね。
ちなみに住宅ローンでWEB申し込みを受け付けている会社の例
・三井住友銀行
・みずほ銀行
・イオン銀行
・ARUHI
・新生銀行
・中央ろうきん
・楽天銀行
などなど
参考リンク https://www.jibunbank.co.jp/corporate/news/2019/0524_01.html?cid=tpinfo
2 4月の住宅展示場来場者、対前年比でフタケタ減
住宅展示場協議会および一般財団法人住宅生産振興財団が5月17日発表した4月の住宅展示場の来場者組数(※)は、35万4311組、対前年同月比でマイナス11.78%と9カ月ぶりに減少した。
エリア別では、北海道、中国・四国エリアを除く6エリアが来場減となった。特に関東、近畿といった大型商圏が2ケタの大幅減となった。住宅展示場協議会では減少の要因の一つとして、3月にハウスメーカーを中心に増税前の「駆け込み」傾向がみられたことによる反動減を挙げている。また今年のGWが10連休となったことで、「消費者のマインドが住宅に向きづらかったのではないか」(同担当)ともみている。
各エリアの来場者組数及び前年対比は以下の通り。
北海道:1万14組(対前年同月比7.97%増)、東北:5425組(同16.74%減)、関東:17万8877組(同12.05%減)、信越・北陸:5877組(同7.04%減)、東海:8万2608組(同4.48%減)、近畿:6万1095組(同20.56%減)、中国・四国:2696組(同10.36%増)、九州・沖縄:7719組(同25.10%減)。
新建ハウジングより
…近畿、九州が前年比で20%以上割れてるというのは尋常じゃないですよね。この2つの地域の工務店さんと話して感じるのは「天災の影響で現場が増えて職人さんの手が足りない状態が続いている」というもの。消費者もそれを感じ取って「いま行ってもな…」と行くのを控えたか…。
消費増税の駆け込みについては「駆け込みで増えた」「あまり影響なかった」と建築会社さんの感想が別れていたので、勝ち負けがはっきりしていたんでしょうね。いずれにしても、普段からお客様とのコミュニケーションを絶やさないようにして建てる時期になったときには声をかけてもらえるような関係を維持できるようにしたいものですね。
工務店の集客・営業ならジーレックスジャパン →ホームページはこちら
商品の差別化へ!制振装置はこちらから →耐震・制振装置
友達申請お待ちしてます! →代表浄法寺のfacebook
工務店のネット集客ならこちら →工務店情報サイト ハウジングバザール
関連記事
-
コミュニティビルダー協会コラム ~VR住宅で一生に一度の買い物
2016/10/08 |
コミュニティビルダー協会コラム ~VR住宅で一生に一度の買い物を~ 最近VR...
-
公共建築物の木造化推進に向けた基準改定について
2024/04/23 |
国土交通省は、公共建築物の木造化を推進するための新たな基準とガイドラインを発表しました。 ...
-
『フラット35 住宅仕様実態調査』より 2
2018/06/28 |
前々回のブログにまとめた 住宅金融支援機構(昔の公庫)から発表された 『2017年度のフ...
-
工務店 経営 自社の強みを見つけよう
2014/12/20 |
過去記事のリライトです 最近特に工務店さんの社長から相...
- PREV
- 4月前半:建築関連のトピックス
- NEXT
- 改正国有林法について