工務店さんとOB客の関係
消費増税後はどうなるのか?
国のほうからいろいろと増税対策が出てきていますが
「結局増税後のほうがトクなんでは?」
という声も聞きます。
結局のところで言えば、住宅ローン金利が1%変われば、総支払額は300万円くらい変わるので、僕はこれがどう動くかが一番大きいと思っています。
さて、今回は過去に反響が良かった記事のリライトです。
お題は
『工務店経営 OB客との関係』
新規客の集客はしなくていい、ということは絶対にないのですが、やっぱりOB客からの紹介が続くにこしたことはないですよね。
OB客をいかに大事にして「良い関係性」を保つか?
これをしっかりやって成功している会社は少なくありません。
といっても、具体的に何をすればよいのか?
その1つが『ハウスバースデー』
年一回引き渡し日に、ちょっとした花をとどけ、スタッフからのコメントつきの手紙を入れています。
花は女性に好まれますよね。
名目は定期点検ということで、事前にアポイントをとっておいて伺うという形で進めています。
毎年来てくれるということだけでも立派ですよね。
でも・・・まだあります。
それは毎月はがきを全顧客に送っているんです。
会社の近況や相談事の受付をこれで行っています。
重ねて言いますが毎月です。
その他、見学会があれば、OB客や取引先にも配ります。
これは以前の大失敗がきっかけだそうです。
たまたま見学会が、古いOB客さんの家のそばでありました。
しかし、スタッフの入れ替わりもあり、そこに昔のOB客さんがいるってことに気づかなかったんですね。
そして、昔のOBさんが、現場見学会にきた。でも現地のスタッフで知っている人もいない。
一般の来場者と同じような対応をしたところ、
「○○工務店さんはいい会社だけど
造っちまった施主はもう関係ないの?
近所なんだったら挨拶くらいしてもおかしくないんじゃない?」
と強烈に言われたことがあった。
ここで、考えたわけです。
家作りを任した工務店が、今なにをやっているか?
近所でイベントがあれば、伝えること位できるだろう、と。
そして実践した。
このようなこつこつした努力が徐々に実り、
今では、社員5名ほどの会社でも営業利益はコンスタントに5000万円は
(営業の専任担当はいません)
出ています。
今ではイベントごとに、OB客さんもきたり、そして紹介もどんどん出ている。
結果そんなに広告費をかけなくても、受注がコンスタントに出来るようになりました。
好循環ですね。
全国にはこのような工務店がまだまだあると思います。
そんな素晴らしい工務店さんが
もっと沢山出てくるといいなって思います。
こういう工務店さんの見学会は盛り上がりが結構凄いんです。
見てるこっちも嬉しくなるようなこともあります。
OBさんを大事にすることは、昔の商売でいえば
「おなじみさんを大事にする」
ことだと思います。
新規客ももちろん大事ですが、
OB客対策をしっかりやると色々変化が出てきます(社内にも)。
まだまだだ!ということあれば、
少しでも実践されることをおススメします!
記事 コミュニティビルダー協会代表 浄法寺亘
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