大和ハウスの新商品「XEVO Σ PREMIUM」
本当に今年は台風の当たり年です。
僕たちの運営する住宅サイト「ハウイングバザール」に登録された建築会社さんに連絡しますと皆さん大変でした。
皆さんも大変だと思いますががんばっていきましょう。
ところで最近大和ハウスさんから出たXEVO Σ PREMIUM(ジーヴォ シグマ プレミアム)が話題ですね。
「最上位ブランド」と銘打って発表されました。
せっかくなので私なりに特長をまとめてみました。
ホームページよりスッキリ見られるはずです。
①外壁材『ベルサイクス』
・業界トップレベルの12mmの深さをとったサイディング
・コーナーは職人の手加工
・5層コーティングで高耐久、光触媒つき
・比較的軽量なので躯体への負担が少ない
②天井高2m72cm
・高い天井高に合わせた「グランフルサッシ」
・室内と軒天を同じ高さで合わせ空間の広がりを演出
③吸収耐力壁『D-NΣQST』
・従来よりも増量し、耐震等級3の1.5倍の耐震性
※多雪地帯(150cm超)は対象外
④高断熱・高気密性能
・開口比率をXEVO Σ の1.6倍にしてもZEH基準をクリア
⑤グランフルデザイン
1.天井まで窓になる「グランフルサッシ」
2.隠し丁番仕様で意匠性を高めた「グランフルドア」
3.壁面をドアと一体化する「グランフルスクリーン」
4.“使う”と“飾る”を両立「グランフル書棚」
ちなみに「グランフルサッシ」のおさまりは↓こんな感じになってます。
1.サッシ枠をスリム化した
2.框隠し納まりで一体感を高める
3.内外の天井面の意匠を揃える
4.ウィンドウトリートメントをすっきりと納める
…あとプラスアルファで「Daiwa Connect (スマートスピーカー)」
ちなみに大和ハウスさんで使われているスピーカーはGoogleの「Google Home」のはずです。
以下、2017年11月のスマートジャパンさんの記事(http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1711/24/news036.html)からの引用です。
「同社は、Daiwa Connectのターゲットを30~40代の共働き世帯と定め、生活をより便利にするだけでなく、将来起こる”人と建物”の経年化にIoTでサポートできることを押し出したいと語る。初期費用は家電の購入費を除き、Google Home、家電コントローラーと2年間のサービス使用料で18万円を予定。実現したい機能は施主の希望により選択できるとして、「(初期費用に追加で)LDKクラスの家で50~100万円程度を想定する」という。2018年上半期には、同社主力商品の戸建住宅「xevoΣ」にも搭載を予定しており、国内コネクテッドホーム市場でトップを目指すとする。」
金額的には最上位グレードなら標準装備してきそうな感じですが、どうでしょうね。
まとめ
特別な技術は外壁材「ベルサイクス」だけ、ではないでしょうか。
もちろんこれらの仕様内容をパッケージングするとともに「プレミアム」という統一イメージを確立するために細かいところでの工夫はしていると思います。
(破風の厚みとか部材のいろいろ)
でも、地域の建築会社・工務店でできない内容ではないと思いませんか。
記事 コミュニティビルダー協会代表 浄法寺亘
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