工務店経営 これからは制震装置が標準へ
工務店経営 これからは制震装置が標準へ
最近はZEHへの対応が業界全体のトピックスでも語られることが多いですね。もちろんこれも大事なことですが
東日本大震災、先の熊本、大分での震災にあるように、耐震性も住宅では大事ですが、何度も繰り返しくる地震に対して
は耐震性もさることながら制震などの「如何に地震の力を弱めるか」ということが大事ですね。
地震に対しての備えであれば
免震 非常にコストが高い。設置に難がある場合がある。
制震 コストが安価かつ設置しやすい(リフォームにも対応)
耐震 コストが安い(住宅には必ず必要)
現在三つありますが、その中でも制震住宅がおススメできる理由は、コストも安価で施工もカンタンでかつ
木造軸組みには非常に合っているからです。
日本建築の代表的なお城 外観の美しさもさることながら、構造も大変工夫されている。
日本の木造軸組みは「柔構造」といわれる、世界でもあまり例がない、工法です。
つまり、地震等付加が加われば、柳のように力を受けながす工法です。鉄筋コンクリートや鉄骨造とは考えが違います。
木造建築は鉄筋や鉄骨に比べると軽くやわらかい素材になりますので、如何に力がかからないように継ぎ手の工夫も見られます。
まるで柔道や合気道のように、力を受け流すつくりをしています。
免震装置も考えは同様ですが、まず、コストが非常に高い。それとどうしても敷地制限(建物自体が動くため)さらにリフォーム
対応も難しいのですね。
制震はコストも安価で施工も簡単でリフォームにも対応できる。そこがいいところですが
現在15種類ほどの制震装置が出ていますが、よく見ると保証が短期のものや耐力壁して使用できないもの、
実働実験をしていないものなどが9割です。
実際の実働実験や耐力壁の認定(大臣認定)をとれているものが少ないのですね。ですので注意が必要です。
おススメしているのは代理店も勤めているウーテック
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