勤労奉仕
- 投稿日:2016-04-30 13:14:20
- 作成者:鈴木良工務店 セルコホーム水戸
こんにちは
昨日は昭和の日
昭和天皇のご生誕の日でございました
私は、4月5日~8日までの4日間
皇居の勤労奉仕に参加してきました。
「美しい皇居を守る力」
それが、皇居勤労奉仕です。
皇居勤労奉仕は,昭和20年5月に空襲で焼失した宮殿の焼け跡を整理するため、
同年12月に宮城県内の有志が勤労奉仕を申し出たことが始まりです。
参加する友人に声をかけていただき、
一生に一度の機会だと、二つ返事で参加を表明
会社やスタッフの協力を得てご奉仕させていただきました。
全国からたくさんの団体が参加していて
総勢200~300名が50人のグループに分けられ
広大な皇居の作業を行うんです。
私たちの奉仕期間は運良く
皇太子さまと天皇皇后両陛下がいらっしゃったため
御会釈の機会にも恵まれ、緊張と感動も経験できました
毎朝、皇居に入る際のセキュリティーチェックはもちろん
(免許証を提示し、申請時の住所と相違ないかを皇宮警察が確認)
皇太子さまには3日目に
天皇皇后両陛下は最終日の4日目に御会釈させていただきましたが・・・
ここは更に厳重な警戒(もちろんですよね)
手荷物は全部別室へ置いて
御会釈会場に入る際も一人一人、金属探知機によるボディチェック
宮内庁の担当者さんから、歩き方、並び方の細かい指示を受け
しばし緊張状態でお時間まで待っていました。
すごく長い時間に感じたわ
お車が到着して、
お二人がいらっしゃてからは・・・
あまり記憶がございません。
その距離約2m、お優しい声も、笑顔もすべて
夢の世界にいるような感覚でした。
美智子妃殿下の、
心のこもった透明な声と仏様のような笑顔の
『どうもありがとう』
は一生忘れることは出来ない
それはそれは美しい讃美歌のようでした
自然に涙が溢れていましたが・・・
私だけではなかったようです。
感動、感激の御会釈もあり
皇居の作業も楽しかったです。
ちょうど桜も満開、最高のロケーション
一番印象に残った作業は、一般参賀で良くテレビで見る
長和殿(両陛下はじめ皇族の方がお出ましになられるところ)
の裏側にいって・・・
素晴らしい庭園の芝生の中に生えた雑草を支給されたピンセットで
抜く作業でした。
皆、芝に這いつくばって・・・黙々と抜くんです。
でも、東京とは思えない静かで緑が多く
まるで別世界にまったく苦ではなかったです
本当に帰りたくなかった。そのくらい心地良かったです。
最終日には
お土産をいただきました
紅白のお菓子と
皇室のアルバムです
母が欲しいと言うのでプレゼントしました
奉仕をした人達(団員)は、宮内庁直営の売店でたくさんの
お土産を買って帰ります。
一番人気は、カステラ
姉さんも1個しか買えなかった
おまんじゅうに、お煎餅
ペンにネクタイ、etc・・・・
実家に買ったこちらのお煎餅
母はもったいなくて食べれないそうです
貴重で、夢のような4日間の勤労奉仕
一生の思い出になりました
宮内庁のHPに“皇居勤労奉仕”の詳しい内容が掲載されています
ご興味あるかた、ご覧ください。
ごきげんよう。。。