カナディアン・チューリップ・フェスティバル
- 投稿日:2014-02-15 22:37:44
- 作成者:鈴木良工務店 セルコホーム水戸
皆さまこんばんは
姉さんです
さて、今日は昨日の続き・・・
カナダのチューリップ・フェスティバルのお話
チューリップといえばやはりオランダが本場。
なぜカナダ?
と不思議に思いますよね。
実は、オタワはオランダ王室と長い親交関係を持っている町なのです。
その始まりは、第二次世界大戦中に遡ります。
当時、オランダ王室のユリアナ王女(1948年に即位して女王になる)が、
母のヴィルヘルミナ女王と、ナチスドイツからの占領を逃れ、
オタワに疎開していました。
この疎開中(政治的には亡命ですね)に、
ユリアナ王女がオタワで出産することになります。
ところが、
オランダでは、王室の人間はオランダ生まれのオランダ市民でないと
王族とは認められないという決まりがありました。
一計を案じたカナダ政府は、
ユリアナ王女が出産するオタワ市立病院の産室だけオランダ領とし、
誕生したのが三女のプリンセス・マルグリエットでした。
このカナダ政府の粋なはからいに対し、
オランダに戻ったユリアナ王女とオランダ国民から、
第二次世界大戦後、オタワ市民にプレゼントされたのが
約10万個のチューリップの球根です。
その後も、オランダ王室からの球根のプレゼントは続き
オタワ市もオランダから球根を買い続け、
現在も毎年チューリップを増やしているそうです。
オランダ王室との友好関係のシンボルとして贈られたチューリップが
カナディアン・チューリップ・フェスティバルの始まりとなっているという
素敵なエピソードですね
オタワの町では300万株のチューリップが咲き誇るそうです
5月に開催され、世界中から観光客が集まるそうな
やっぱりカナダに行きたいわ
ナイアガラの滝と、チューリップ フェスティバル
時期は5月に決定
・・・さて、いつになることやら
ごきげんよう