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キッチン回りのディテール①

キッチン回りのディテール・・・。

 

ディテールなどと専門用語を使ってしまいましたが、日本語で言えば「細かな部分」という意味になるでしょうか?。

キッチン回りは非常に多くの要素があるので、細やかさや、痒い所への配慮が重要になると思います。

 

私がこんなこと言うと、「はぁ~?」とかいう言葉が漏れるかもしれませんが、実はこちらからのヒアリングで必ず聞く項目を

これから紹介します。(全部言ってしまうととたぶんこの話題だけで1週間は書けるのでまずは①つ)

 

①「失礼ですがご両人の身長はお幾つでしょうか?」

これはもうピーンと来た方が多いと思います。ここで情報開示いただけない方とは私はジエンドです。(体重はさすがに聞けませんが・・)

 

日本人の料理スタイルで包丁を握って、肘に一番負担がかからない高さ(ワークトップ高さ)=(身長)÷2+5cmと言われてます。

多少の個人差はあるでしょうが大体当てはまります。

 

日本の住設メーカーのキッチンの標準ワークトップ高さはご存知でしょうか?。

ほとんどが85cmだと思います。これ、さっきの計算に入れてみると身長はいくらになるでしょうかね?。

 

暗算で、「160cm」になります。

「?????でないですかね・・・」。そう各種メーカーは今も標準的なサイズは女性目線での構成を考えてるんですよね。

 

今や男尊女卑などと言ったら社会問題にもなりかねないと思うんですが、このディテールって不思議な気がします。男性目線の

ワークトップ高さ92cm!が標準ってメーカーが出てきてもおかしくないような気もするんですが摩訶不思議です。

 

最近は1cm刻みの対応などをほとんどのメーカーはやってますが、気をつけてくださいね。

「ご主人が料理が得意で、主たる料理人の場合、この話抜きではクレームでいいと思います!」

 

ただ、身長差の大きいご家族もあるわけですのでこの理解が重要ってことはお伝えしときます。

明日も、この辺のサイズ感をお伝えしますね。

 

ひろいの家 http://widespacehome.com/

 

千金堂 置賜店 の紹介
千金堂 置賜店

近年、誰もが「地球温暖化」という言葉は耳にすると思います。住宅を提供する我々建築家は社会的な役割として環境にやさしい住宅を提案するのに省エネでかつ快適な空間を実現することを命題としなければなりません。地球温暖化の回避に自然と向き合うようになる住宅の実現をまず第一に考える会社であります。