住まいと暮らしのブログ市場 ヘッダー

キッチン周辺機器⑬

カップボード編の最終になります。

 

前回まではカップボードの役割を書いてきましたが、今日は裏話的なところを少々。(いや皆さんご存知かもですが・・・)

いろんな住宅メーカーさんがありますが、私が知るところではこのカップボードの存在がオプションになってるケースが本当に多いんです。

 

「キッチンは〇〇社か▲▲社、◎◎社の中からお選びください!」みたいなくだりで、各社得意なメーカー数社とタイアップしてます。

ユニットバスや洗面台なんかもそうかもしれません。

 

でも、カップボードはなぜかオプションで、ご自由に検討してください!みたいな感じが多いはずです。ねっ!投げやりでしょ。

どうしてか?。キッチンは良くてもカップボードのアイテムが少し不満だったり、キッチンは〇〇社がいいけどカップボードは▲▲社がいいね。

 

みたいに複合して両方が◎になるケースが非常に少ないと言われてます。それはそうでしょう、各メーカーそれぞれ強みを発揮して差別化してるのでどっちも素晴らしく理想的だと独り勝ちの世界になりメーカーはもしかして世の中に3社くらいしか残らないのではないでしょうか?。

 

ですから、決めるのに非常に時間がかかるんですよね。あとになって「やっぱり~」とか「だから言ったでしょ!」みたいに夫婦喧嘩が起こりやすい選択肢かもしれません。キッチン自体はある程度バリエーションが決まりますが、カップボードは意外に組み合わせが多いんですよね。

 

また、あえてオプションにして利益率を上げてるメーカーがあるのも知ってます。営業マンが色打ち合わせをするのに手間がかかるという面でオプション扱いにしてるケースもあるんです。ホントいい加減でしょ?。

 

住宅設備として捉えるのか、家具の一端として捉えるかで考え方は大きく変わります。

住まい手がどう思ってるかをヒアリングしないで初めからオプションってのはありえないということだけはご理解ください。

 

 

ひろいの家 http://widespacehome.com/

 

 

 

 

千金堂 置賜店 の紹介
千金堂 置賜店

近年、誰もが「地球温暖化」という言葉は耳にすると思います。住宅を提供する我々建築家は社会的な役割として環境にやさしい住宅を提案するのに省エネでかつ快適な空間を実現することを命題としなければなりません。地球温暖化の回避に自然と向き合うようになる住宅の実現をまず第一に考える会社であります。