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中二階について

ここ1年くらい、お客様の間取りの要望で「中2階」の有無が非常に多くなってきました。

「中2階」とはその名の通りに1階と2階の中間部分。

 

昔はこのスペースを収納にしたり、ビルトインガレージの物置ってパターンが非常に多かったんですが、

最近は「憩い」の場として、畳1枚~4枚程度のスペースを欲しがる方が増えてきました。

 

「中2階」となると、階段の途中からアプローチするケースが多いんですが、この場合はどうしても

段差が気になってしまいます。

 

「書斎」「子供の勉強場」「趣味の空間」「昼寝」等様々な用途が考えれますが、このちょっとした「抜ける空間」

欲するのはやはり「癒し」が元にあるんでしょうね。

 

段差ができると隣り合わせで、危険も伴います。幼児や乳児の転倒、転落。また物の落下など

予期せぬストレスも考慮しないといけません。

 

家事や、毎日の行動のなかでちょっと一人で集中させてほしいなんて思いの場合は積極的に計画していいと

思いますが、なんとなく面倒くさいという思惑があるのであれば一回、家族の動きをもう一度考えてみても

 

いいかもしれません。子供のためのスペースにしてしまうとたぶん中学校に上がったくらいからは普通に

リビングのソファーのほうが安心できます。

 

また、お子さんが巣立ってしまえば思わぬ物置き場になったりするかも。

良いとこと悪いとこの特徴をよく話して計画すべきアイテムかもしれません。

 

千金堂 置賜店 の紹介
千金堂 置賜店

近年、誰もが「地球温暖化」という言葉は耳にすると思います。住宅を提供する我々建築家は社会的な役割として環境にやさしい住宅を提案するのに省エネでかつ快適な空間を実現することを命題としなければなりません。地球温暖化の回避に自然と向き合うようになる住宅の実現をまず第一に考える会社であります。