「木配り」6月号 交通事故
- 投稿日:2024-06-01 09:30:06
- 作成者:勝亦製材駿河鉄骨
「木配り」は、日経当社で毎月発行している広報紙です。
これは、6月号に月号に掲載した私の文章です。
よろしかったらお読みください。
木配り
もう7年くらい、安全運転管理協会の副会長をさせていただいています。
その前の理事時代を含めると10年以上になります。特に私が模範運転手だからという訳では勿論ありません。
安全運転管理者制度とは、自動車の使用者が道路交通法第74条の3の規定に基づき、自家用自動車(いわゆる「白ナンバー」)を一定台数以上使用している事業所において、安全運転管理者や副安全運転管理者(以下「安全運転管理者等」といいます。)を選任し、事業所における安全運転の確保を図るための制度です。
現在、道路交通法施行規則第9条の8に基づき、1拠点あたり、乗車定員10名以下の自動車5台以上又は乗車定員11名以上の自動車1台以上を保有する場合は、安全運転管理者1名の選任が必要です。
この役をやっていると、市内の事故の情報が自ずと入ってきて、死亡事故が起こった現場の調査などにも立ち会い、どのように改善すればよいか等、意見を求められたりします。そんな時に思うのは、交通事故を起こそうとして起こす人はいないけれど、ほんの一瞬の気の緩みや油断で事故は起こってしまうということです。
車を運転する人はみな常に、事故を起こす可能性があるのです。
気が付いた時には交通刑務所なんてことも、他人ごとではないのです。以前着任していた警察署長が、交通事故を防ぐには「スピードを出さない」「車間距離を置く」「安全確認を怠らない」この3つを守れば、ほぼ防げると常日頃、言っておられました。
なるほどなと、私も子供達や会社の面々に、忘れた頃にたびたび言っています。
皆さんも、お気を付け下さいね。 英樹