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「木配り」11月号 「錦帯橋」

「木配り」は、当社で毎月発行している広報紙です。

これは、11月号に掲載した私の文章です。
よろしかったらお読みください。

木配り

コロナ下になり、久しく旅行に行くことができませんでしたが先日何年か振りで、木材協同組合の旅行で山口・広島・福岡に行ってきました。
大学院時代に自分の研究室の向かい側にあった堀井研究室が何年かに一度、山口県岩国市の錦帯橋の調査を依頼されて行っており、研究室のメンバーだけでは足りないので、そのアルバイトを募集していたのですが、私は行くことが出来ず、いつかは錦帯橋に行ってみたいと思ってから苦節35年!
ようやく行くことが出来ました。
旅行の行先を決める時に、私が強く主張したからですけどね。
錦帯橋は山口県岩国市にある錦川に架かる橋で、木造で5連のアーチ状をしているのが特徴的です。
日本三名橋の一つに数えられており、1922年には国の名勝に指定されています。橋の幅は5mほどで全長は193.3mあります。
1673年に岩国藩主の吉川広嘉によって造られたとされています。
反り橋の構造の精巧さや独創性は非の打ち所がないと言われており、世界遺産登録も目指しています。
主要構造部は継手や仕口といった組木の技術により、釘を一本も使わずに作られています。
羽田から山口県の岩国錦帯橋空港へ飛び、安芸の宮島、厳島神社へ、昼は名物の穴子丼をいただき、夜は広島でお好み焼きを食べ一泊して、翌日は福岡へ移動してもつ鍋を食べて帰ってきました。
どこも観光客や地元の人で賑わっていましたが、まだ以前の100%までは戻っていない感じでした。
まだ中国人観光客が戻ってきていないからでしょうね。
これで中国人観光客が戻ってきたらまた、大混雑になるでしょうから、旅行に行くなら今ですね。             英樹



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