「木配り」10月号 台風15号 断水
- 投稿日:2022-10-01 09:30:31
- 作成者:勝亦製材駿河鉄骨
「木配り」は、当社で毎月発行している広報紙です。 これは、10月号に掲載した私の文章です。 9月は2週連続で台風がやってきました。 英樹
よろしかったらお読みください。
木配り
2つ目の台風15号は日本近海で台風となり、あっという間に上陸して大雨を降らせました。
東海地方には線状降水帯が発生し、1日で例年9月の降水量の1.5倍の雨量を観測したそうです。
1日で400㎜=40㎝ですから、たまったもんじゃありません。
静岡市の清水区では、今日9月28日現在もまだ断水したままです。
一刻も早い復旧を願います。
御殿場の板妻駐屯地から自衛隊さんが派遣されて、断水の主な原因となった川からの取水口に詰まった流木などの除去や給水活動にあたってくれているそうです。
毎度毎度の出動、ありがとうございます。
そして、ご苦労様です。
川からの取水口の様子がTVニュースで流れますが、おそらく何十年も前に作られたままの物だと思います。
重要な施設なので、大雨時には流木などが流れ込まない様に閉鎖できる様な仕組みや、万が一の時の代替え案等を考えておく必要があったのではないかと思います。
リスク管理(リスクマネジメント)は、近い将来から遠い将来まで、これから発生するかもしれないリスクを洗い出し、整理し、それらのリスクを回避するための管理活動で、危機が発生した後の対処法を予め検討しておくプロセス「危機管理(クライシスマネジメント)」と共に、行政の大切な役目だと思いますが、それが全くなされていませんでしたね。
川勝県知事は水・水・天水とか、さんざん言ってました。
そんな暇があるならやるべきことが他にも沢山あるのではないでしょうか?熱海の土石流の件もそうですが、あの時に川勝県知事は熱海に行って現場で「これは人災だー!」と叫んでましたが、それは貴方も加担した人災だったのですよ。
地球温暖化等により、これから来る台風や大雨は、今まで以上に強いものになっていくでしょう。
我々も常日頃から、リスクマネジメントとクライシスマネジメントを考えて行動しておく必要がありますね。
行政だけを頼りにするだけでは、大変な目に合いそうです。