入学式祝辞、新作アイス、夜間工事
- 投稿日:2020-04-12 09:30:13
- 作成者:勝亦製材駿河鉄骨
3男は卒業しましたが、次の保護者会総会までは私が会長のままなので、厳戒態勢の中で行われた御殿場西高等学校の入学式で祝辞を述べさせていただきました。
せっかくなので、UPさせていただきます。
只今ご紹介に預かりました、保護者会長を務めさせていただいております勝亦です。西高さんには、三男がお世話になっておりましたが、この春無事に卒業し、大学へと進学いたしました。先日、独り暮らしのためのアパートへの引っ越しは済ませましたが、新型コロナウイルスのパンデミックによって、既に大学の入学式は中止になり、5月の連休明けまで講義の中止も決定されています。
今現在、世界中が大混乱し、多くの人が、先の見えない不安な毎日を、過ごしていることと思います。そんな中でも皆さんはこうして今日、高校の入学式を迎えることができました。本日の入学式を開催するにあたり、ご尽力いただいた総ての皆様に感謝したいと思います。本当にありがとうございました。
さて、今の日本は漠然とした将来への不安が常に渦巻いていて、なんと言ったらいいか、閉塞感とでもいうのでしょうか、グローバル化した時代の中で一層、個人個人が孤立化している様な気がしてなりません。そしてグローバル化した世界においては、今回の新型コロナウイルスによるパンデミックのようなことも、簡単に起こりうるということを、思い知りました。
混沌とした困難な時代ですが、時代や環境を嘆いていても、何も変わりません。自分の境遇は自分でなければ変えることはできません。若い皆さんにはその力と可能性があるのです。「じっと手を見る」のではなく、思い切って一歩前に進み出ましょう。どんな時でも、いま目の前にある自分にできることを精一杯やる。人生は常にその連続だと思います。
小説「星の王子様」の中で、「本当に大切なものは、目に見えない」というセリフが出てきます。皆さんには、本当に大切な目にみえないものを、西高の三年間でぜひ見つけていただきたい。それが皆さんの将来の道標(みちしるべ)となることを願います。
人生の先輩としてもう一つアドバイスしておきたいのは、人は自分が思い描く以上の自分にはなれないということです。こうなりたいと自分の将来を思い描きそして、それに向かって努力しない限り、ある日目が覚めたら突然、理想の自分になっていた、なんてことは絶対にないのです。すべては、自分次第なのです。
最後に、私も高校球児でしたので、野球部の活躍には常に期待・応援しています。今年も大勢の新入部員を迎えられました。
目指せ!甲子園! 以上、私の祝辞とさせていただきます。