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木配り 10月号「高校野球続編」

「木配り」は、当社で毎月発行している広報紙です。

これは、10月号に掲載した私の文章です。
よろしかったらお読みください。

木配り

先月に引き続き、沼津東高校野球部のお話です。
秋の東部地区大会準決勝(8月30日)で、強豪加藤学園と対戦するというところまででお話しましたが、なぜか加藤学園はエースピッチャーを先発させてこなかったため、
4回までに5点を取り50と優位に試合を進められました。
5回に1点を返された後、加藤学園のエースが登板してきてからは、2安打無得点と完全に抑え込まれ、防戦一方になりました。
しかしエース森田(右投)とリリーフ安田(左投)の踏ん張りで、なんとか
51で逃げ切り勝利し決勝戦へ進みました。
東部地区の決勝戦は、勝てば
45年振り優勝となる知徳との対戦でしたが、残念ながら私は仕事の関係で応援に行けませんでした。
試合は相手投手に完全に抑え込まれ、散発
3安打の0対4の完封負けでした。
しかし県大会シードの権利を獲得し、秋の県大会へ東部
2位としての出場となりました。
県大会の
2回戦(1回戦はシード)の相手は、磐田東高校(西部5位)でした。
前日に
1回戦があったためか、磐田東の先発はエースナンバーではなかったのですが、序盤はなかなかチャンスをつかめず、123回は逆に磐田東に攻められてピンチの連続でした。
それを何とか凌いで、
3回に先取点を挙げると、続く4回には途中から登板した相手エースも打ち崩し、8点を上げ9対0と大量リード、5回コールドも見えたのですがチャンスをつぶし、7回に2点を返されたものの、9対2で7回コールド勝ちを収めることができました。これで11年ぶりの秋の県大会ベスト8となりました。
準決勝の相手は藤枝明誠(中部地区の4位)ですが、最近甲子園にも出た強豪校です。
9月
21日、草薙球場第2試合、2回までは00でしたが、3回の表に先頭の1番バッターにヒットを打たれ、2番がバンドで送り、1死2塁、ここでの3番バッターへの四球が痛かった。
そして迎えた
4番にボール先行で追い込まれ、苦し紛れにど真ん中に投げたストレートを、見事に左中間へホームランを打たれ03、そのショックからか連打や四球を与えて、一挙7点を失いました。
5回コールド負けも考えられたのですが、今年のチームは粘りがあります。
4回に3点、5回に1点を返して8対4と一時は4点差まで追い上げたのですが、相手のエースが出てきてからはチャンスを作ったものの得点を奪えず、4対10で敗戦となりました。
もう少しで東海大会が見えていたので残念です。
この試合に勝ち、もう1試合勝てれば、東海大会に出られたのです。
そうなれば、文武両道の沼津東高校は春の選抜甲子園に
21世紀枠で選ばれる可能性大だったのです。
正直、夏の選手権大会優勝は厳しいので、秋の大会が狙い目なのです。残念でした。
でも部員17名中2年生が6名、
1年生が11名、2年生6人が全員出場し、それに1年生3人が加わるというメンバーで、ほぼ同じ9名がずっと出ているという状況の中、よく頑張りました。
冬に選手層の底上げをはかり、来年の春の大会を目指します。
秋の公式戦の結果は
52敗、県大会ベスト8、という結果でした。お疲れ様でした。
因みに、県大会決勝は9月
28日草薙球場にて静校・静商を破った加藤学園と藤枝明誠との対戦となりました。
両高ともこの秋対戦したチームです。なんだか、余計に悔しいです。3位決定戦は、静商と聖隷クリストファーの対戦です。
                           英樹

その後の県大会の試合結果ですが、沼東が準々決勝で敗れた藤枝明誠が優勝し東部大会の準決勝で沼東が勝った加藤学園が準優勝、静商が3位となり、藤枝明誠・加藤学園・静商の3校の東海大会への出場が決まりました。







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