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木配り 1月号「人手不足」

「木配り」は、当社で毎月発行している広報紙です。

これは、1月号に掲載した私の文章です。
よろしかったらお読みください。

木配り

アッという間にまた1年が終わってしまいました。
本当に時の経つのは早いものです。
年齢を重ねるとこれがまた、加速度的に早くなっていきますね。
一年が早く過ぎるのは構いませんが、その間に
1年分の仕事をして1年分の給料を稼がなければならないから、これがまた大変なことです。
政府の働き方改革の推進により、会社は休みを多くしなければなりません。
この人手不足の折、更に休日を増やし、その代替えとして外国人労働者を受け入れるという方針ですが、お得意のその場凌ぎの政策ですね。
細かいことは後で決めると言って法案を通すなんて、日本はどうなってしまうんでしょうか。
確かに人出不足は深刻ですが、ただ安い労働力が欲しいだけの話で、根本的なところが間違っている気がしてなりません。
大手企業の要望に応えて政府が強行した政策です。
ここでも経済至上主義が相変わらず幅を利かせ、生身の人間のことは後回しです。
今後、日本に来られた外国人労働者の方が、不幸にならないことを願うばかりです。
我々建設業に置いては、他の業種よりも更に人出不足は深刻です。4
K職業と言われ、若者の就業率は上がらず、働く人の高齢化も進み、このまま行くと職人さんというものの存在自体が危ぶまれます。
現に今、大工さんが不足しています。
工事を職人さんが確保できず、待っていただいているお客様も居ます。
現在御殿場市は、新東名や御殿場プレミアムアウトレットの工事で、生コン、レッカー、警備員さん、足場、舗装、その他の資機材、職人さんが大変不足して居ます。
ちょっとした建設バブルとなっています。
御殿場駅周辺の飲み屋さんも工事関係者のお陰で、バブル状態です。
この工事がひと段落した後が怖いです。
丁度、東京オリンピックも終わった頃、どのような状況になるのか、心配です。
職人さんが居なくなれば、我々工務店の仕事も出来なくなります。そう考えると空恐ろしくなりますが、現実の話です。
よい職人さんを確保してゆくことが、我々工務店の第一の使命という時代になりました。
若くてよい職人さんは国の宝です。
いい方がいれば、当社に是非ご紹介下さい。                         

     英樹




 




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