森と木の家のお話7
- 投稿日:2013-06-03 07:41:18
- 作成者:アサヒハウジング
みなさん、おはようございます。
今日も一日素敵な日にしましょうね。
さて、今日は森と木の家のお話 パート7
天然無垢材なら安心だよね???
答えは「違います」
天然無垢材もピンからキリまで。その決め手は「乾燥」です。
天然無垢材は「乾燥度の違い」から3種類あります。
乾燥材は構造材で「含水率15%以下」、内装材で「含水率5%以下」と乾燥の基準を設けています。
一般的な3種の無垢材とは大きな違いがあります。
●人工乾燥材(通称:KD材)
●天然乾燥材(通称:AD材)
●未乾燥材(通称:グリーン材)
天然無垢材には、十分な乾燥が必要なのです。
昔から木造で家を建てる時、大工さんは何年間も材料を干して使っていました。
木は乾燥すると収縮やねじれ、反りなどの変形を起こします。
乾燥した木材ならなんでも良い訳ではありません。
ところで、「平衡(へいこう)含水率」って言葉知っていますか?
木材を乾かすと、収縮や変形が始まります。
しかし、しばらく放置すると収縮や変形が極端に少なくなり、大気の湿度と均衡した状態になります。
この状態を「平衡含水率」といいます。
『天然無垢材』は乾燥が重要って事は、分かっていただけましたか?
しっかり、乾燥してあげれば、収縮や反り、変形が少なくなるのです。
乾燥が不十分だと、壁の中に起きる『内部結露』(完成してからでは見えないですよ。)
乾燥が不十分だと、建具の立てつけ不良・床の凹凸・床鳴り・床や壁からの隙間風の原因になるのです。
しっかり、乾燥させた『天然無垢材』はこういった問題が少なくなりますし、強度も2.5倍になります。
みなさん、住まいは必ず『天然無垢材』で建ててくださいね。
夢ハウスビジネスパートナー 株式会社アサヒハウジング http://www.asahi-hg.co.jp