介護保険制度って知ってますか？

おはようございます。


介護保険制度は、要介護者の支援する新しい仕組みとして2000年の4月に導入されました。

要介護者の急増により介護施設が不足・介護従事者の不足によって、在宅介護が増え続けています。

在宅介護への支援策として導入された政策が介護保険制度なのです。

介護保険制度とは、要介護認定を受け、その要介護認定による介護サービスを受けられる制度のこと。

負担額は利用者が１割。受けられる介護サービスはケアマネジャー

（介護支援専門員）が決定する、という内容の制度です。

介護保険制度は、病院に保険証を持って受けられる社会保険制度とは全く違い、

何度かの書類申請や要介護認定を受けることなど、介護サービスを受けるまでには

手続きが多くあります。しかし、利用負担額の１割でサービスを受けられるために

在宅介護を支援する仕組みとして年々、利用者が増えている制度です。

介護保険サービス利用の仕組み

1.相談・プラン作成

要介護認定を受けた要支援者または要介護者は、居宅介護支援事業所に滞在する

介護の専門知識を持ったケアマネジャーと、その業者からどの程度のサービスを

受けるかについて具体的な介護サービス計画（ケアプラン）を作成します。

2.サービス提供依頼

ケアマネジャーは介護保険事業所の業者に介護サービス計画（ケアプラン）にそった

内容の提供依頼をします。

3.契　約

介護認定者と介護保険事業所は契約を結び、サービス開始となります。

4.請　求

要介護認定者はそのサービス利用額の1割を負担。残りの9割は保険料と国・都道府県

市町村の工費の50％ずつでまかなわれます。