日本の家づくりは檜!!
- 投稿日:2014-04-09 07:28:09
- 作成者:アサヒハウジング
おはようございます。
日本各地にたくさんの伝統文化(建築物)があります。
みなさん五重塔はご存知ですよね?
五重塔は幾度も修復されていますが、
柱や梁、桁など肝心なところは
すべて創建当時の檜であり、
どれも樹齢1000年以上のもの。
それが1300年以上経っても朽ちることがありません。
修復に携わった名棟梁の故西岡常一さんによれば、
その表面をカンナで削ると、
檜独特の香りを放ったといいます。
ヒノキチオールは癒す効果があります。
檜は1300年経っても生きている。
ここに檜ならではの半永久的と
いえる強靱さの秘密があります。
実験によると、檜の曲げ、圧縮などの強さは、
伐られてから200年ほどの間に
だんだん強くなって最大30%も強度が増し、
1000年ぐらい経って新材と同じ強度に戻ります。
つまり、育った年月の倍の年数は、
その強度を保ち続けることができる木なのです。
日本の檜は、植えられてから
ほぼ60年を経た時期に伐採され建材になります。
法隆寺(約1400年)とはいかないまでも、
世代を超えて100年以上は確実に持つ家が、
この檜を使えば建てられるのです。
(集成材では100年持ちません。)
現在の住宅には「日本住宅性能評価基準」
が定められています。
どれくらい長持ちするか「劣化の軽減」についての等級で、
檜は75年から90年も持つことが
認められている一番高いグレードの等級3を得ています。
末長く住み続けられる家は
檜でつくるべきであることを、
法隆寺の五重塔は私たちに教えてくれるのです。
日本人は日本で育った木で本物の家を建てるべきです。
見た目やデザインだけで家を建てては絶対に後悔します。