古民家再生の方法
- 投稿日：2014-01-23 16:50:05
- 作成者：アサヒハウジング
古民家を再生する場合4つのパターンが考えられます。
1：現地再生
自分の家や新たに購入した土地付きの古民家をその場で再生。
構造体や造作材など使えるものはすべて使用します。
*既存の建物の大きさそのままに再生する場合と、減築という既存建物の余分な部分を壊して再生する方法があります。
2：移築再生
民家を他の土地に移動して再生。
構造材を中心に再利用可能なものは使用します。
3：部分再生
間取りや土地に制限がある場合に部屋単位で再生。
新しい材料と組み合わせて使います。
4：古材利用
古材利用は解体された建物の梁や柱などを新築住宅の部材として使用したり、別の建物の古材と組み合わせて一軒の建物を建築したりすることです。
その際には仕口の加工は新しく行う必要があります。
古民家の改修の方法は、大きく分類すると4種類に分かれます。
様々なパターンが想定されるので、古民家鑑定士に鑑定してもらい、古民家のコンディションやお客様の要望、コストなどを話し合い・検討してからどれを選択するか初期の段階で慎重に選ぶ必要があります。
未来の子供たちに日本の伝統建築を残していきましょう。
↑古材を再利用した新築住宅
