民家の再生です。
当初、内部を現在の生活に合わせた空間に造り換える事が主題だったのですが、
工事途中で外部も併せて直す事になりました。
昔は、家を新築したら横に杉の苗木を植え、50年後にその大きく育った杉で再び家を建てたとか。写真で見る外部の腰板は、正にその通り、敷地内にあった杉の木を製材して使用したものです。
他人にはどうでも良い事でも、家人にとっては意味がある。
その様な物語性こそ、家作りには大切なのではないでしょうか。
ギャラリー
建築地: 富山県砺波市
テーマ:
完工日: 2009年04月