民家の再生です。
最初は3つの部屋をただ繋げる単純な計画でしたが、立派な広間(ワクノウチ)が
全く使われていない事がすごく気になり、思い切って廊下を無くする提案をしてみました。
大成功です。
これまでは物置にしか使っていなかった部屋がタタミスペースとなり、例の立派な広間がLDKの隣室となって、新しい薪ストーブの暖かさをもらっています。
古い家を構造的に補強しながら、現代の生活に合わせた空間に造り換えていく。
これが本当に、「再生」という事だと考えます。
ギャラリー
建築地: 富山県南砺市
テーマ:
完工日: 2010年09月