南側は道路に面するので、外からの視線を遮りながらも開放的なリビングにするため、スキップフロアを採用しリビングの床レベルを1.5m道路より上げました。このレベル差が階段ホール吹抜けの空間を豊かにし、尊敬する建築家ル・コルビュジエが唱えた建築的散策(architectural promenade)に一歩近づけたかと思います。
リビングには雨戸を付けずに厚い防犯ガラスを使用して広く開放し、デッキテラスもリビングの延長となり広く明るい空間となりました。室内はすべて白で統一し、無害の有機ペンキを使用して漆喰のようなすっきりとした壁になりました。家具、絵画、小物、植栽が引き立つ大きなキャンバスのようです。
【お客様の声】
「玄関ホール吹抜け、階段吹抜け、リビング、水廻り、寝室すべてにわたって白くすっきりした空間で、設計によって計算された光と風が導かれ、なにもかも余裕のある家になりました」
ギャラリー
建築地: 神奈川県川崎市
テーマ:
完工日: 2002年08月